2007.7.7 Animelo Summer Live 2007 "Generation-A"

すっかり年中行事になったアニメロサマーライブ。
後ろ髪を引かれるライブやイベントを蹴って参加です!

開演前に準備運動。
昨年もマラソンレース状態だったので、足首を捻るといけません。
、、、スポーツじゃないって?いや、ある種スポーツですから。

年々チケットが取れなくなってくるのが頷ける、「アニソン界の夏フェス」。
今年は例年以上に参加アーティストも粒揃いで、
感心させられたり驚嘆させられたり。
でも、やっぱり奥井さんと水樹さんと、そして何よりJAM PROJECTは外せません!

本格的な夏の到来前に「燃える」ライブが楽しめました。

※「夏フェス」という呼称が参加者のどれくらいに浸透しているか、は置いといてw

いきなり一曲目から奥井、水樹のツートップが「輪舞-revolution」を披露。
会場は大いにヒートアップします。
セッション曲はやや古めの「名曲」を使ってくることが多いので入りやすいですね。

そのまま奥井さんのコーナー。
今の曲も良いけど、「そうだ、ぜったい。」のような昔の曲も聞きたいですね。

二番手は、初めて見る「モモーイ」こと桃井はるこさん。
実は歌ではなく、彼女の著書「アキハバLOVE」を読んだことがあります。
開演前には彼女のグッズシャツを着た方が多数。
「WONDER MOMO-i」の声の変化は初めて聞く人にはビックリですね。
もっと聞いてみたいなぁ、と思います。ライブの方が盛り上がるタイプですね。
根強いファンが多いのが頷けます。

三番手はソロでは初の茅原美里(ちはらみのり)さん。
個人的には「良い意味で」一番のサプライズでした。
出たことでも曲目でもなく、ボーカルが非常に良いですね。
今後注目したいと思います。アルバムは確実に一枚買っておきたいところですね。
(ただし、現所属レーベル(Lantis)のもので)
しっかりした声の出し方とMCの拙さが某Gレーベルの誰かさんに、、、。

四番手はCy-Rim rev.。
他が良かっただけに、一曲だけでは埋没しちゃいます。
しかも、次が悪すぎました。

次のセッションは、誰もが想定外。
ALI PROJECTの宝野アリカさんと、水樹奈々さんの共演で
ALI PROJECTの代表曲と言って良い「聖少女領域」。
自分も含めALI PROJECTを知る人であれば、
「まさか、アリプロで共演は無いでしょう」と思っていたことでしょうけど、
そんな前提をひっくり返してきます。

五番手に高橋直純さん。
この方だけ歓声の「質」が違います。女性ファンがそれだけ多いってことで。
(男性ボーカルという点では、今年はサイキックラバーとJAM PROJECTがいるんですが)
ただ、そういう方でも男性からも歓声が飛びます。
彼の人柄の良さとステージパフォーマンスの質があってこそ、なんでしょうけど。

六番手は三年連続の出演、栗林みな実さん。
年々ステージで落ち着けているような気がします。
衣装は「布を少なく」してもらったとか。

七番手はSuaraさん。
「うたわれるもの」を見ても聞いてもいないので、歌も聞いてなかったのですが
ただ上手いってだけじゃなく、「自分の世界」を作れている人だなぁ、と。
この方の音源も手に入れたいところ。歌声とストリングスとの相性が良いですね。

八番手はこの方も三年連続の出演、近江知永さん。
持ち歌以上に「あらいぐまラスカル」の主題歌
「ロックリバーへ」のカバーにびっくり。ある種今ライブのサプライズです。

その次に大きなサプライズ。
栗林さんと桃井さんのセッションまでは想定できても、
「うしろゆびさされ組」を歌うとは!
「ハイスクール!奇面組」をオンタイムで見た人、会場全体でも半分いるのかどうか?
(30代前半、せいぜい20代終盤の方なら、、、)

MCでは二人で「私たち、アニソン大好きだからっ」
そりゃぁ、ここにいる人みんな好きですって♪

九番手は今ライブで一番異質な存在?m.o.v.e.。
まさかアニメロサマーライブで目にすることになるとは思いませんでした。
まぁ、「頭文字D」と言えばm.o.v.e.なのでありえない人選じゃないんですけど。
会場一部からの「微妙」という厳しい声にもめげず彼ららしいステージでした。
あのラップは見せ場ですね。

十番手は今回のライブのスペシャルゲスト、「レッツゴー!陰陽師」。
どうやら「ニコニコ動画」で火が付いた作品だそうで。
CG作品ですが、ライブではちゃんと人が歌ってます。
面白いから許す、ってことで。火が付くのが理解できますね。

十一番手はサイキックラバー。
個人的にはかなり楽しみにしていたユニットです。
実際聞いてみて、、、期待以上!
こういうガンガン乗れる「燃える」スタイルの音楽はこのライブにぴったりです。
初めての出演とは思えませんでした。

十二番手に樹海。
前が前だけに「聞かせる」と同時に良い休憩になりました。
初めて聞く人が多かったようですが、じっくり聞かせるタイプの曲が多そうな感じ。
この方もアルバム一枚くらい聞きたいところです。

十三番手(数えて気がついたのですが、わざと?)にやってきました、ALI PROJECT。
ダンサーが増えてますますアリプロワールドに濃さが加わったような、、、?
今年も雰囲気で観衆を圧倒して去っていきました。
ちなみに、今年は一曲増えてます。

十四番手にサプライズゲスト。(と言いながら情報が漏れていたとかいないとか)
スタチャフェスに続き、高橋洋子さんの出演です。
彼女と言えば「新世紀エヴァンゲリオン」の主題歌、
「残酷な天使のテーゼ」と「魂のルフラン」。
二曲をワンコーラスずつメドレーで披露。会場は一気にヒートアップします。

十五番手にスペシャルゲストの平野綾さん。
実は、彼女の出演が決まった際に何人かから
「昨年の『ハレ晴れユカイ』に続いて、今年は『もってけ!セーラーふく』が来るんじゃないか」
という声がありましたが、こっちは悪い意味での?サプライズでハズレ。
アレンジが微妙だった気が、、、。
彼女をソロで歌わせるなら「冒険でしょ?でしょ?」のオリジナルバージョンか
「God Knows」があると思うので、そっちの方が盛り上がった気がします。特に後者。

十六番手、、、の前に。
友人と私「これでもう絶対に休めない」
そう、残すはJAM PROJECTと水樹奈々さん。

さぁ、ラストスパートの始まりですw

十六番手はここで大御所、JAM PROJECT!
このグループ抜きのアニメロサマーライブはありえません。
Break OutとVictoryは最新アルバムで予習済み♪
そして、絶対に欠かせないSKILL!!
(ちなみに、三年連続同じ曲がかかったのはこの曲だけ)

SKILLでは「もっと、もっと!!」の部分のリピートが過去二年より長かった気がします。
おかげでこの一曲だけで激しく体力消耗。
でも、だからこその充実感がJAMならではですね。

そして十奈々、、、もとい十七番手に水樹奈々さん。
歌うのは最近の三曲なんですが、JtBがかかった瞬間に友人が赤リウムを貸してくれました♪

ステージパフォーマンスは言うことが無いのでトリは大いに納得なんですが、
せっかくのフェスだからHeart-shaped chantで上松美香さんを呼んでくれたら最高でしたねぇ。
奈々さんの歌はバッチリ♪

最後はテーマソングで締め。
今年の軽いノリはライブで一緒に盛り上がるのにピッタリでした。
昨年までは「聞く」スタイルだったような気がしますから、
今年は今年でありなのかなぁ、と。



- set list - (公式Blogより転載)
01 輪舞-revolution/奥井雅美・水樹奈々
02 -w-/奥井雅美
03 空にかける橋/奥井雅美
04 Romantic summer/桃井はるこ
05 WONDER MOMO-i/桃井はるこ
06 純白サンクチュアリィ/茅原実里
07 君がくれたあの日/茅原実里
08 恋のDice☆教えて/Cy-Rim rev.
09 聖少女領域/宝野アリカ・水樹奈々
10 てのひら/高橋直純
11 君に会えてよかった/高橋直純
12 Yell!/栗林みな実
13 翼はPleasure Line/栗林みな実
14 夢想歌/Suara
15 キミガタメ/Suara
16 Float〜空の彼方で〜/近江知永
17 ロックリバーへ/近江知永
18 うしろゆびさされ組/栗林みな実・桃井はるこ
19 Systematic Fantasy/m.o.v.e
20 Gamble Rumble/m.o.v.e
21 レッツゴー!陰陽師/矢部野彦麿&琴姫 With 坊主ダンサーズ
22 特捜戦隊デカレンジャー/サイキックラバー
23 XTC/サイキックラバー
24 あなたがいた森/樹海
25 咲かせてはいけない花/樹海
26 勇侠青春謳/ALI PROJECT
27 暗黒天国/ALI PROJECT
28 跪いて足をお嘗め/ALI PROJECT
29 魂のルフラン・残酷な天使のテーゼ/高橋洋子
30 冒険でしょでしょ?/平野綾
31 Break Out/JAM Project
32 VICTORY/JAM Project
33 SKILL/JAM Project
34 Justice to Believe/水樹奈々
35 SECRET AMBITION/水樹奈々
36 Heart-shaped chant/水樹奈々
37 Generation-A/アニサマフレンズ
〜アンコール〜
EN-1 OUTRIDE/アニサマフレンズ
EN-2 Generation-A/出演アーティスト+バンドメンバー
終演後BGM ONENESS 


終演後、脱水症状も出ずにゆったり飲み会へ。
4リットルも飲み物を装備しておけば(それでも武道館を出るまでに飲みきりましたがw)
そう簡単に脱水はしませんね。
似たような境遇の方が多いのか、ゴミ箱は飽きペットボトルで溢れていました。
見ず知らずの人同士で溢れた空きペットをまとめるのもこういうライブならではって気がします。




Event Report トップに戻る