活動休止を経て、結果論としてフェイドアウトを辿るアーティストも少なくありません。
でも、can/gooは違いました。
活動休止前と同じ表参道ＦＡＢが埋まり、
活動休止前と同じように熱いファンがいて、
そのファンたちは「この日が来ることを信じて、待ち続けていた」わけです。

そして、2007年11月23日、can/gooのメンバーはそんなファンの願いを叶えてくれました。

過去のどのライブよりもファンがまとまっていたように感じられたのは、
「can/goo復活への思い」でまとまっていたからなのかも知れません。

１曲目は新曲でしたが、他は全てこれまでリリースされた曲。
どの曲も分かっているんだけど、どこか懐かしい感じがします。
ライブで聴くのは約２年ぶりだから、当然といえば当然ですが。

個人的に好きな「鏡の中」「Spicy Girl」が聞けて嬉しい限り。
久々なはずなのに「教えてあげる」のコーラスはすんなり入れました。
過去のライブで「体で覚えていた」ようです。

「まぼろし」での「誰より！」の掛け声もまさに「一糸乱れぬ」まとまりよう。
アンコールも含めて、これほどまでにオーディエンスがまとまったライブは
過去に経験したことがありません。

アンコールラストは「ココロのうた」。
泣けます。ってかうっすら涙がこぼれました。
で、涙をこらえながら全員で最後のメロディーを歌います。
この終わり方もcan/gooらしくて好きですね。

このライブが、can/gooにとっての新しいスタート。
また「何か」やってくれると期待しています。



セットリスト（tapikoさん(vo.)のBlogより拝借）
１．きみにあいたい
２．君と生きていく
３．刻印
４．鏡の中
５．ひとつ＝運命共同体
６．チャンス〜遅咲きBloomer〜
７．愛すべき君に
８．ココニイル
９．無限大
10．誰より傍に
11．冬の月の下で
12．Spicy Girl
13．青いフィールド
14．教えてあげる
15．プライド
16．眠れない
17．まぼろし

アンコール
１．道しるべ
２．君の味方
３．ココロのうた