2007.12.1 Live in Hill's Bread Factory Cafe Livehouse - 6th story of the★tambourines -

久しぶりのthe★tambourinesソロライブ。

ここ一、二年、the★tambourinesは音楽面も、ライブの雰囲気も、
「大人しくなっている」気がします。
カフェライブで始めたアコースティックスタイルも
「一つのオプション」として定着したし。
ノリが良い曲も、easy gameのようなノリノリって感じではない気がします。

自分としてはそれで良いのですが、
明らかにパン工場ライブハウスが埋まっていない現状。
関東勢がもっと遠征に来てくれればってのは根本的解決じゃないので、
ファンをどう増やすか、the★tambourinesの音楽をどう広めるか、
考える時期に来ているんでしょう。

今のままでは、勿体無さ過ぎます。

セットリストは最新アルバム「6th story」全曲が入るように構成された感じ。
Stay young、home again、小春日和、あわゆきなど最近のライブで
聞けていない曲が入っているのは嬉しい限りです。

で、曲が良いのはもう分かりきっているので、
あえて苦言だけ書いてみます。
褒めちぎるだけじゃ現状は打開できませんから。

噛み合わないトークも古参ファンは慣れっこですが、
もう少し事前にネタ合わせをしたほうが良いかも。
雰囲気が間延びするのは否めません。
(それがthe★tambourinesらしさ、って言ってしまうのもどうかと?)

構成としては、アコースティックコーナーが遅すぎるせいで
最後の盛り上がる部分が短く感じられた気がします。
アコースティック後が4曲じゃさみしいですね。
「え、もう終わり?」って感じで。

ここに「雨アガリキラリ」「真夜中気づいたfunny love」
「hijack brandnew days」あたりを追加できれば良いのですが、
松永さんのコンディションを考えると苦しいでしょうね、、、。
(前半を1,2曲カットしてでも、この変更を施すべきだったかも知れませんが。)

そうそう。松永さんはかぜっぴきでした。
方々で公言するほど「冬が苦手」なら、冬は充電期間と割り切って
春〜夏〜秋にライブをやっても良いかも知れません。
今回はアルバムリリースが晩秋なのでやむを得なかったんでしょうけど。
自己管理として、「ライブの前に風邪ひいちゃダメ」は常識ですが、
成功例が皆無だとすれば割り切って冬に歌わなくてもいいのでは、、、?
ライブの頻度を考えても充電期間を作って困る人はいないはず。

ライブの短さはthe★tambourinesに限らず、
パン工場全体の問題かと思います。
3時間のライブに慣れると、GIZAのライブが短く感じられて、、、。

曲は良いからこそ、「お客さんが来ない」現状を打破して欲しいわけで。
2008年が正念場なのかも知れません。



- set list - 

01.砂漠のつぼみ
02.カーニバル
03.swimming in you
04.hello
05.Stay young
06.afresh wish
07.wonder boy
08.home again
09.あわゆき
10.小春日和(アコースティックver.)
11.とおいまち(アコースティックver.)
12.Go Go トラベラー
13.my back pages
14.anyway
15.easy game

- encore -
E1.a day
E2.story



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