2007.12.14 平原綾香シンフォニックコンサート2007

あーやがオーケストラをバックに歌うとあれば行かないわけには行かない公演。

しかし、国フォへの移動中に大アクシデント。
仕事の都合で橋本からの移動だったのですが、京王線が人身事故で40分遅れ、、、。
かくして席についたときには「次が一部最後の曲です。」
ってことで、それ以降だけ聞いた感想に基づくことをご了承ください。

今のJ-Pop界でオケ付きスタイルがしっくり来る人は平原さんが筆頭ではないかと。
雄大な歌声とオーケストラの相性はバッチリ。
ジャズナンバー、クラシックの名曲をカバーしてよし、
オリジナルのアレンジバージョンもまたよし。
ゆったりした気持ちで楽しめました。

一部の最後はChristmas List。
MCも、いつもより数段落ち着いた感じ。雰囲気を分かってますね。

で、休憩時間。
自分が合唱やっていたときも、大体中間地点付近で休憩を入れていました。
聞く側にとっても集中力が持たなくなるので、
ちょうど良い制度ではないかと。
クラシック関連のコンサートの通例だと思ってください。
※お手洗いが近い私には、すごく助かる風習ですw

さて、気を取り直して二部へ。
後半1曲目は、映画「ボディ・ガード」の主題歌。
随分昔の曲なので、聴くまで思い出せませんでした。
ご本人、この映画が流行った頃になりきってサックスを弾く振りをしていたとか。
(筆者注:綾香さんの父親もプロのサックス奏者です。
 家にサックスがあるのが、彼女の子供時代の日常ってことですね。凄い!)

「Joyful, Joyful」はもともとは賛美歌だったもの。
映画「天使にラブソングを2」で使われたのが有名でしょうか?
方々でカバーされる有名曲です。

そして再びオリジナル曲へ。
ファーストアルバムからの選曲が多くて、素で驚きました。

「Empty Space」「RE:PEPPER」は平原さんの低音が
(彼女にしては珍しく!)力強く感じられる楽曲。
オーケストラって静かな印象を持つ方もいるかも知れませんが、
その気になれば随分パワフルな演奏が出来ます。
双方の力強さの共演は、ファン以外には良い意味で意外性があったかも。
(会場の大半は、オーケストラに関するこの辺のことは分かってそうですが)

「Brand-new Day」はライブ初披露!
エフェクトが効いているのでライブでは難しいと思いきや、
アレンジを上手く変えてきました。

終盤。多くのアーティストはアップテンポをぶつけてくるのですが、
平原さんは逆。歌い上げる楽曲を持ってきます。
一番印象に残したい系統の楽曲を持ってくるんでしょうね。
この方法は彼女に関しては大当たりだと思います。

ってことで「BLESSING 〜祝福〜」「シチリアーナ」。
遅刻しようが、これが聞ければ良いんです!
最後に「誓い」。もう言うことなしですね♪

アンコール。
分かる人にはお馴染みの「アンコールまでの長い長い拍手」ですw
(クラシック界隈では、花束贈呈などで指揮者が何度か舞台袖とステージを
 往復するのが常。その間、観客はずっと拍手し続けます。
 場合によってアンコールの手拍子になることもあります。(今回はそうでした)
 初めての人は手が痛くなること請け合い。)

その間に指揮者の指示でオーケストラメンバーが一斉に赤い薔薇を掲げ、
その薔薇で花束を作って平原さんに渡すサプライズも。
やってくれます!

アンコールでは綾香さんの父親、平原まことさん登場。
「父親がこれだけカッコ良ければ、子供も音楽の道を目指したくなるだろうなぁ」
って思わせる方です。
最後の「Memories of You」は絶品!!

さて、次の公演では人身事故に巻き込まれないように、、、。
新幹線使用も辞さない覚悟で開演までに辿り着きたいと思います。
(って、次も国際フォーラムとは限らないんですけどねw)



- set list - (聞けなかった曲は灰色表示です)
01.Jupiter
02.明日
03.To be free
04.今、風の中で
05.Will
06.Christmas List

07.I Will Always Love You
08.Joyful, Joyful
09.Empty Space
10.Re:PEPPER
11.Brand-New Day
12.Blessing 〜祝福〜
13.シチリアーナ
14.誓い

- encore -
E1.ノクターン
E2.memories of you


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