2008.1.27 orange pekoe "Wild Flowers Tour" in Stellar-Ball

orange pekoeのライブに行ってきました。
二度目なんですが、前回行ったライブは3年以上前だったんですね。
自分としては「久々感」は無かったのですが。

前に行ったNHKホールより格段に狭い箱。
おかげでよりアットホームな雰囲気だったと思います。

この日は非常に寒かったのですが、
ライブが始まって数曲で周囲が暖かくなった気がします。
空調のせいじゃなく、飛び跳ねるようなライブでもなく、
音楽の雰囲気とちょっとした演出で、まるで南国リゾートにいるような感じ。
「熱い」んじゃなくて、「暖かい」。
「音楽の力」をこれまでとは違った面で思い知ったライブでした。

会場に着くと、ステージにはニューアルバムのジャケ写をイメージしたような
いくつかの(鉢植えの?)花が飾られていました。
と言っても、ステージ一面と言うわけじゃなくて各楽器セットの隣に、って感じです。
まぁ、ここで一面の花畑状態だと「来るライブを間違えた?」ってことになりかねませんがw

ツアータイトルとステージから、「誰がどう考えてもニューアルバム中心」っていう
セットリストになっています。

四年ぶりのレポなので、改めてメンバーを紹介。
・ボーカル:ナカジマトモコさん 愛称「トモジ」
・ギター :藤本一馬さん    愛称(?)「一馬」
レポ中では全て愛称表記にします。(MC中でも愛称で呼んでいるので)

二曲目「キラキラ」のイントロで入ってくるトモジさん。
衣装がまた「南国リゾートから来ました」って感じで
今日のライブのイメージそのまんまです。

そしてMC。
「外は寒いけど、今日は皆さんを南の国(筆者注:どこだったか記憶が曖昧)へ
 お連れします!」
ええ、そう来なくっちゃ!

このアルバム、東南アジアかアフリカか?南国系の民族楽器の音色が多数使われています。
自分が分かる範囲だとマリンバとかシタールとか。多分他にもいろいろと。
それをライブでも当然使ってくるので、キーボードとドラム/パーカッションの方は大変そう。
そんな中で二人ともコーラスまで入れているんだから大したものです。

トモジのパワフルなボーカルは相変わらずで、
曲はともかくこのボーカルが聞ければ個人的には満足だったりもします。

予定外だったのは最前の人がライブスタートとともに立ったので
ほぼ立ちっぱなしのライブになったこと。
前回は「二階席でまったり」でしたが(コンサートホールとして使うには)狭い
ステラボール故に、活発なファンの勢いに押された感じですね。

活発な2〜4曲目、大人しめの5,6曲目、
中盤7曲目にカバーを挟んだり。
そして9曲目に快活なナンバー「七月の太陽」。
ニューアルバムのオープニングナンバーです。
「飽きさせない」構成も見事。間延びする暇なんかありません。
まったり感を感じなかったのはこのセットリストのせいかも。

11曲目「シルキー・ショコラ・ラヴァーズ・ドリーミィ・タイム」では
トモジさんがベースで弾き語り。
「ギターは単音しか弾けないから、、、そうしたら『じゃぁ、ベースなら?』ってことに」
無論、本職ベーシストには遠く及ばないのですが
独特の雰囲気で良かったんじゃないかと。
微妙に遅れ気味だったのは、今後練習して克服してもらうとして。

最後は予想通り?「Dream Time」。
盛り上がって終わるにはピッタリですね。




- set list -

1. Introduction
2. キラキラ
3. Calm Wave
4. 砂漠の花
5. little mermaid
6. しあわせになるために
7. Love Is Everywhere
8. 輪舞
9. 七月の太陽
10. 空に架かるCircle
11. シルキー・ショコラ・ラヴァーズ・ドリーミィ・タイム
12. AMULET (lullaby)
13. おくりもの
14. やわらかな夜
15. Happy Valley
16. Joyful World
17. Dream Time

- encore -
E1. ホットミルク
E2. Love Life




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