デジタル『労働者文学』創刊号 感想・コメント


『労働者文学』創刊号から 
 福島県作家
秋沢陽吉氏の評論「これは人間の国か、フクシマの明日」にみる
 福島事故と重なる能登地震後の対応/原子力ムラと棄民政策


「デジタル『労働者文学』創刊号(一月一日発行)で、福島県の作家・秋沢陽吉氏が「棄民政策――これは人間の国か、フクシマの明日」と題する評論で、福島原発事故直後から政府・東電の対応や避難指示、避難区域の設定とその解除の流れを追うことで、そこに政府・原子力ムラの棄民政策が貫かれていたことを明確にしている。それは、営利の損得勘定を優先させて住民の健康や生活を切って棄てる冷酷さを告発するものとなっている。」(後略)
     『長周新聞』2024年1月17日