木下昌明
 きのしたまさあき



1938〜2020年 石川県生れ

「新日本文学」「社会評論」「思想運動」「中央評論」「週刊金曜日」

等の紙誌で、文学・芸術についての批評活動を展開

*「映画運動〈試写室〉」「小川町シネクラブ」「本郷文化フォーラム」

の映画鑑賞運動に参加

*(レイバーネット日本〉に「木下昌明の映画の部屋」を常設

「労働者文学賞」選者
 2001〜2020年




木下昌明のがん日記

わたしは今日まで生きてみました

   2022年12月6日 

績文堂出版 [限定私家版130部]

『アマンダと僕』をみる。……この映画はパリを自転車にのってあっちこっち行くのがいい。僕は貧しいからいつも自転車にのっている。そのシーンも、この映画にぴったりだ。この映画もテロの起きる時代の生き方を考えさせてくれる。いい映画をみると、その日一日、何かしら日常が変わってみえてくる。わたしは生きている――と実感することができる.
 (2019年4月10日の日記より)

2020年12月6日死去



映画がたたかうとき

ー壊れゆく現代〉を見すえて

2004年7月20日

影書房

1、現代と向きあう映画人

2、2002年11月から状況を見すえて

3、変わりゆく中国社会

4、映画がとらえた日本

5、講座〈女たちの記憶〉―『地の塩』について



 
『映画批評の冒険』(創樹社)1984年

『スクリーンの日本人』(影書房)1997年

『映画と記憶』(影書房)
2002年

『映画がたたかうとき』(影書房)2004年

『映画は自転車の乗って』(績文堂)2010年

『<いのち>を食う』(績文堂)2014年

映画『がんを育てた男』(ビデオプレス) 2016年

『ペンとカメラ 時代と生きる
(績文堂)2018年

3分ビデオ『娘の時間』『息子の場合』など多数