磧 朝次 せき あさじ |
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1943年 栃木県生まれ 1967年 東洋大学二部文学部国文科卒業 1969年 板橋北郵便局勤務 1984年 「冷たい部屋」で第10回部落解放文学賞受賞 2001年 板橋北郵便局退職 2024年 死去 |
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![]() 「その夏の涙を」 磧 朝次(森島由臣) 2000年7月1日発行 創樹舎 |
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出版準備のために読み直してみて、若い時なりの欠陥も多いのですが、その時でなければ書けないという発見が一つありました。中年・高年になっても駄作しか書けないことに変わりはないのですが、加齢とともに書けなくなるテーマや文があるということです。二つには小説という形を借りた自分史になっているということです。当時はそのようなことを意識していたわけではないのに、結果として自分史を書いていたわけです。この二つの思いがけない発見はよろこべるものでした。それもこれも文学仲間の指導があったればこそであり、感謝しております。(「あとがき」より) | ||
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小説 来年、父が逝った |
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