君たちにぼくのともの話をしょう・・・
彼の名は、トマス・・・
まじめでおとなしい少年だったよ。
ただしちょっとドジだった・・・
初めてたばこを吸った時、そっと隠れた吸った場所は、校長室!
初めてデートした場所は、トイレのなかだと・・・
ある日、ぼくに告白したよ・・・
みんなにあたしの友だちのはなしをしましょう!
彼女の名は、ミリア
無口で勝気で・・・
あいつは、まじめな少年だったよ・・・
でも、ドジだった!
だって初めてのデートをトイレの中でするやつがどこにいる?
それで、ぼくはあいつにいった。
今度の日曜日
ぼくたちの部屋へ彼女を招待しよう
ティーとケーキぐらいはごちそうするよ。
日曜日 ケーキの中にロウを塗り、ティーの中に塩をいれ
あいつと彼女をまったけど
ぼくたちのいたずらに恐れをなしたか、あいつと彼女はこなかった・・・・
それから3日後あいつは死んだ・・・
ドジなあいつは、やっぱり最後までドジふんで・・・
銃で撃たれて死んだんだ。
死んだとき彼は、ミリアと一緒だった
二人は手をとりあって息をひきとった・・・
ふたりはなにもわるいことをしていなかった・・・
ただ愛しあってただけなのに・・・
二人は、銃で撃たれて死んでった・・・
鉄の壁を越えようとしたんだ!
ミリアは、西ライン出身で・・・トマスは、東出身だった。
あたしの耳には、いまだに・・あの日の・・・
ミリアの言葉がこびりついてはなれない・・・
いつになったら・・・
西と東が自由に出入りできるのかしらね。