小学館 フラワーコミック 第3巻より
君たちにぼくのともの話をしょう・・・
彼の名は、トマス・・・
まじめでおとなしい少年だったよ。
ただしちょっとドジだった・・・
 
初めてたばこを吸った時、そっと隠れた吸った場所は、校長室!
初めてデートした場所は、トイレのなかだと・・・
ある日、ぼくに告白したよ・・・
 
みんなにあたしの友だちのはなしをしましょう!
彼女の名は、ミリア
無口で勝気で・・・
 
あいつは、まじめな少年だったよ・・・
でも、ドジだった!
 
だって初めてのデートをトイレの中でするやつがどこにいる?
それで、ぼくはあいつにいった。
 
今度の日曜日
ぼくたちの部屋へ彼女を招待しよう
ティーとケーキぐらいはごちそうするよ。
 
日曜日 ケーキの中にロウを塗り、ティーの中に塩をいれ
あいつと彼女をまったけど
ぼくたちのいたずらに恐れをなしたか、あいつと彼女はこなかった・・・・
 
それから3日後あいつは死んだ・・・
ドジなあいつは、やっぱり最後までドジふんで・・・
銃で撃たれて死んだんだ。
 
死んだとき彼は、ミリアと一緒だった
二人は手をとりあって息をひきとった・・・
ふたりはなにもわるいことをしていなかった・・・
ただ愛しあってただけなのに・・・
二人は、銃で撃たれて死んでった・・・
 
鉄の壁を越えようとしたんだ!
 
ミリアは、西ライン出身で・・・トマスは、東出身だった。
あたしの耳には、いまだに・・あの日の・・・
ミリアの言葉がこびりついてはなれない・・・
 
いつになったら・・・
西と東が自由に出入りできるのかしらね。
 
 
この作品は、昭和51年・1972年に連載がはじまった。それから、17年長い年月やっと、東西自由に出入りできるようになった。
日本は昭和から平成元年なっていた。萌花は、この詩が忘れなれなかった。ジョーとロティの恋も教わることがいっぱいあっが、
このふたりの恋は、いまなお心に響いています。だれか、曲つけて歌ってほしいなぁー。萌花は歌っていたような・・・天セレというと、この詩が浮かんできます。それから、もう1つ好きな詩は、杏・・・上原先生の作品は、キラキラした目だけではなく、心に響いて、住み着いてしまうストリーの中から生まれたポエムも、素敵です(*^_^*)最初と最終巻のジョーの天使の詩じゃなくてごめんね。