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労働者文学会 
労働と生活にねざした文化




笑い茸 わらいだけ

川柳作家
 
 
 


『抵抗川柳句集』

レイバーネット日本川柳班編

2,025年7月20日

頒価700円
 
2025年11月25日  No.164



新潟県庁包囲人間の鎖と句集号

 

      「川柳」

        再稼働 電気の前にカネ流れ

        何か知事 握られたのか握ったか

        東電と無理心中に子や孫を

        老人は屋内退避 だれがみる

        お漏らしはテロ対策の文書まで

         県知事と民意にできた活断層

        容認の翌日資金パーティへ

        今のうち廃炉にせよと海隆起

        沈黙の地割れ走っている刈羽

        揺れるたび原発耐震試験場

        原発を乗せて思案の大なまず

         避難訓練したか越後の田んぼたち

        降りつもる雪はセシウムまだ知らず


笑歌(かえうた)
 




           山桜のうた

           1 
            海には海の怒りあり
            山には山の悔しさが
            ましてこころのふる里を
            なくして生きる人ならば
           2
            こぶし咲いても仕事ない
            補償で生きる避難先
            くろう喜び金しだい
            話し相手はつくり花
           3
            まぶたの花よ山桜
            ふる里の春華やかに
            いまは野山も荒れ果てて 
            香れよせめてわが胸に

              (笑い茸 140 2023 .3 より)  




  2018年県知事選挙での花角英世氏の新聞意見広告

           こまっちゃうナ

            こまっちゃうナ 審査に合格し
            どうしよう まだまだいけるかしら

            うれしいような こわいような
            ドキドキしちゃう 炉心なのよ
            活断層ったら
            何にも言わずに 笑ってばかり
            こまっちゃうナ 審査に合格し

            こまっちゃうナ 再稼働だなんて
            悪いかなァ 廃炉になりたいの

            うれしいような こわいような
            お漏らししそう 空に海に
            学者に聞いたら
            どこでもみんな そうなんですって
            こまっちゃうナ 再稼働だなんて
                 (間奏)
            うれしいような こわいような
            ドキドキしちゃう 炉心なのよ
            活断層ったら
            何にも言わずに 笑ってばかり
            こまっちゃうナ 審査に合格し

               (笑い茸 63 2016 .5 より)
 
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