2012 年 7 月29 日(日)
(10)HP05S搭載機体の飛行:(1)テール振れ
VIDEO
テール振れでノーコンになり墜落、ブレード折れる
メインブレードとテールブレードの組合せでの飛行比較
テール振れの比較
右上の動画は、メインブレード:4 枚と2枚、テールブレード径:50mm と60mm の4 つの組み合わせで飛行中のテール振れの状況を観察した。
振れは送信機のスロットルスティックを一気に上げた時に起きている。
メインブレード4 枚 の方が2 枚よりテール振れが大きく、テールブレードの径が小さい(50mm ) 方が振れ易いと感じた。
因みにメインブレードの重さは4 枚ブレード、2 枚ブレード共に1.7g (それぞれ枚数計)でメインブレードのトルクがテールの負荷に差を与えているようには思いにくい。しかし、ブレード前縁の風切り抵抗は4ブレードは2倍になるが、影響はあるものだろうか。
対策として、テールモーターのパワーアップ で確認を試みる。
2012 年 7 月22 日(日)
(9)HP05S搭載機体の出力(ブレード別の回転数、揚力)測定とパワーアップ確認
メインモーターとブレード別の回転数、揚力、揚力重量比
VIDEO
回転数と揚力の測定状況
・下の写真をクリックして頂くと詳細がご覧いただけます。
(1 )メインモーターとブレード別の回転数、揚力、揚力重量比
(1.1 ) 回転数
a ) kv 値で比較 すれば、HP05S (13300kv )はAP03 (7000kv )の約2 倍 だが、実際の回転は3割増し程度 である。トルク負け して、回転が上がらないのかも知れない。
b) モーターHP05S の3本のリード線が各々4本撚り で出ている 。ということは、コイルは4本並列巻きで、ターン数を少なくした高回転、低トルク型 かも知れない。
(1.2)揚力
a ) ブレード幅の合計で翼面荷重的 に考えると
単位幅当たりの揚力 は下表のように 2ブレードの方が高い 。
b) 単位幅揚力 が2 ブレードで3.3g/mm 程度、4 ブレードで2.5g/mm 程度と枚数の違いとしてハッキリ別れた 。
ブレードの幅は4種類(下表)と違うのに 同じ枚数で単位幅揚力が近値 になったのは 枚数特性 (?) のようで非常に興味深い。これが今回の結果だけなのか、今後ブレード製作の過程で検証 していきたい。
ブレード種別
E
F
C
A
(イ)揚力(g)
93
110
116
88
(ロ)ブレード枚数
2
2
4
4
(ハ)ブレード幅合計(mm)
28(2x14)
34(2x17)
44(4x11)
36(4x9)
(ニ) 単位幅揚力(g/mm )((イ)/(ハ))
3.32
3.24
2.64
2.44
(1.3)揚力重量比
a )HP05S で機体重量の2.5 倍弱 が得られた。AP03 での2 倍弱からパワーアップ が確認できた。
2012 年7 月15 日(日)
(8 )メインモーターにHP05S を搭載する機体の製作(モーターパワーアップ)
ブラシレスモーターHP05S を搭載
VIDEO ブラシレスモーターHP05S搭載機の飛行
大きさ(キャノピー無し)
構成
メインローター直径: 220mm
テールローター直径: 50 mm
全長:190mm
重さ:38g (バッテリー含まず)
受信機:RX2620V
リニアサーボ:HK1300 (1.3g )
メインブラシレスモータ:HP05S
テールブラシレスモータ:WK-WS-10-002 (Walkera )
スピードコントローラー(メイン):WK-WST-10A-L (Walkera )
スピードコントローラー(テール):WK-WST-10A-L6 (Walkera )
ピニオン:16T
メインギヤ:HM-CB100-Z-15 Main Gear
メインブレード:自作(バルサ材+カーボン板)
テールブレード:Walkera HM-4#3B-Z-03
( 参考)バッテリー:HP-LG325-0240-1S 3.7V240mAh 25C
・下の写真をクリックして頂くと詳細がご覧いただけます。
(1)メインモーターにHP05Sを搭載する機体の製作
(2)モーターHP05SとAP03搭載機の比較
(3 ) HP05S 搭載機の飛行は、上昇追従性が AP03 搭載機より格段に良い。
次回の揚力測定で明らかにしたい。
2012 年7 月8 日(日)
(7 )ブラシレスモータ(AP03 7000kv )のコイル巻き替えと揚力測定、飛行評価
AP03 7000kv の分解とコイル巻き直し
出力を比較したブラシレスアンプ
VIDEO
新、旧(当初)コイルでのモーターアンプ別の出力比較
新モーターでのアンプの違いによる飛行比較(1/4 ~4/4 )
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(1 )当初モーター(AP03 7000kv )の分解
極数:9 、コイル線径:0.2mm 、巻き数:11or12 巻き/ 極(極により巻き数が違うように思えた)。
(2 )新モーター組立
コイル線径:0.23mm (ウレタン被覆)、巻き数:10 巻き/極。
(3 )出力比較
(3.1)
4ブレードでは
a) 新コイルとHP05S 用スピードコントローラの組み合わせではスムースな飛行 となった。
b) 新コイルとアンプHK-XP 3A 1S ESC の組み合わせでは、送信機のスロットルスティックをフルに上げたところで脱調となり出力が急低下 した。
飛行ではスタート時に、ブレードは振動するも回転に移行せず、手で起動をかけて回転 させた。
飛行中にフルスティックに上げた辺で失速墜落 した(右上映像中の2/4 )。
(3.2)
2ブレードでは
a) 新コイルとHP05S 用スピードコントローラの組み合わせが若干出力が高く なっている。
飛行に於いても上昇時の反応が良いように感じた(右上映像中の3/4 )。
b) 新コイルとアンプHK-XP 3A 1S ESC の組み合わせは、4 ブレードと同様に起動は手回転 させた。
(3.3)
その他問題点
a) コイル巻き途中で線材とステータとのショートが頻発 。
導通チェッカーで常に監視し、巻直しを繰り返した。ステータ素地の角部の鋭利なところが絶縁塗装から突き出て いて被覆のウレタンを傷つけたと考えられる。巻いている時には、ショートを気にしながらテンションを掛けず巻いたため、整列巻が出来ていない 部分がある。
b) HK-XP 3A 1S ESC で起動がかからなかった 。
このアンプでAP03 7000kv に起動がかかり難いことは以前から経験していた ので、再度巻き直しで状況を確認したい 。又、このアンプの許容電流との兼ね合いも懸念 がある。
c) 新コイルではメインモーターの温度が異常に高くなった。
飛行1 分で60 度以上になった感じがする(舌先での感じ)。
2012 年7 月1 日(日)
(6 )ブラシレスアンプ(HK-XP 3A 1S ESC)とスピードコントローラ(ブラシレスモーターHP05S用)の出力比較
メインモーター用ブラシレスアンプの違いによる出力(回転数と揚力)
VIDEO ブラシレスモーターHP05S 用スピードコントローラでの飛行
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(1 )揚力測定の準備状況と結果グラフ
HP05S 用スピードコントローラの方がブラシレスアンプ(HK-XP 3A 1S ESC )よりも出力が高い。
飛行状況でも、HP05S 用スピードコントローラの方が上昇時の反応が良いように感じられた。
ローター径が同じ(ブレードA とB )では、ブレード幅が広いB が揚力が高いが、回転数では幅の狭いA が高 い。
妥当な点が在りそう。
2012 年6 月24 日( 日)
(5 )超小型化4 ブレードローターでの揚力測定(ブレードのサイズ別比較)
揚力測定の準備状況
VIDEO 4 ブレードローターでの揚力測定
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(1) 揚力測定の準備状況
台秤で揚力(引っ張り荷重)を量るために値が正しいか検証した。 差は誤差程度と考えられ、揚力の測定に支障は無い。
(2) 揚力測定結果(ブレードのサイズ別比較グラフ)
ブレードのサイズ別に揚力の差が見られた。スロットルスティックの回転3/4 以上は、揚力は上昇していない。
機体重量(電池含む:36g )に対してこのモーター系(含むアンプ)ではパワー不足に思える。
今後パワーアップとして、 他のスピードコントローラー(モーターHP05S 用)と組合せた場合の 出力と比較実験等を行いたい。
2012 年6 月17 日( 日)
(4 )超小型4 ブレードローターヘッドの組み込み、ブレードの製作、飛行の比較
4ブレードローターヘッド機
VIDEO 4 ブレードローターヘッドでのブレードの違いによる飛行比較
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(1)ローターヘッド取り外し、ブレード4種取り付け外観 (2)ブレードの製作
2012 年6 月10 日( 日)
(3 )超小型化4 ブレードローターヘッドの製作
4 ブレードローターヘッドの製作
VIDEO
4 ブレードローターヘッドの動き
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部品製作と組立工程
2012 年6 月2 日(土)
(2 )Walkera 受信機とリニアサーボで超小型化
2 ブレード機
VIDEO
2 ブレード機の構造と飛行
大きさ
構成
メインローター直径: 220mm(自作ブレード)
テールローター直径: 45 mm(京商CA 120)
全長:185mm
重さ:29g (バッテリー含まず)
受信機:RX2620V
リニアサーボ:HK1300 (1.3g )
メインブラシレスモータ:AP03 7000kv 3.1g
テールブラシレスモータ:WK-WS-10-002 (Walkera )
ブラシレスアンプ:HK-XP 3A 1S ESC 0.7g
テールブラシレススピードコントローラー:WK-WST-10-L6
ピニオン:15T
メインギヤ:70T (京商CA 120 CA0009 )
メインブレード:自作(バルサ材+カーボン板)
テールブレード:京商CA 120用
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(1)全体
(2)ブレードホルダーとスワッシュプレート
(3)ブレード作製
2012 年5 月25 日(金)
(1 )WalkeraV100D03BL のブレードを3 枚にしました
WalkeraV100D03BL のブレードを3 枚に
VIDEO
3 ブレード機の構造と飛行
・下の写真をクリックして頂くと詳細がご覧いただけます。
(1)ブレードホルダーとスワッシュプレート (2)メインブレードを3枚に
(3)バッテリーホルダー (4)テールブレードのスプリング保持
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