**** 第67 ****
2013年10月13日(日)
スケールモデル1号機
横浜みなとみらいのヘリポートにロビンソン社のヘリが飛来する時がある。長く伸びたメインシャフトで回転するローターブレードが竹トンボの飛行イメージに合っていて、愛着が湧く。
ロビンソン社のHP
を見ると特に
R22
は操縦している写真が空中散歩を思わせ、是非自家用機にして同じ経験がしてみたい。
スケールモデルを作るなら最初はこの機体がいい。
Robinson R22 Beta II
ロビンソン・ヘリコプター社のHPからお借りしました。
前提条件(使用部品は以下を組み込む)
(※:Walkera社)
受信機
RX2620V(※)
メインモーター(ブラシレス)
HP05S
テールモーター(ブラシレス)
WK-WS-10-002(※)と同等品
リニアサーボ
1.3g、1セル専用HK1300(中国製)
スピードコントローラー(メイン)
WK-WST-10A-L5(※)
スピードコントローラー(テール)
WK-WST-10A-L6(※)
キャノピー
京商キャリパー120 Type Rを追加工
フレーム
HM-4#3B-Z-32-Main Frame(※)を追加工
ギア
メイン:70T、ピニオン:15Tor10T
目標
①機体の大きさをできるだけ
小さく作る
(前提条件の部品類を省スペースにまとめる)。
②機体各部の
強度を確保
する。
キャノピーをフィルム成型で自作することにした
当初、京商キャリパー120 Type Rのキャノピー(下左写真)を追加工して実機イメージに近づけることを考えていた。
しかし実機はフロント窓や両サイドのドアー窓をパラボラ状に湾曲させて剛性を高めている(右写真、下右動画)。折角作るのならば、同じように湾曲させて実機のイメージに近づけてみたいと思うようになった。
しかし下の写真のキャノピーを追加工してこのイメージを実現するには、切り貼りが多くなり作業が複雑になる。
自分で
フィルムを熱成型
して作る法がより好い物ができると思うに至った。
熱成型用の
木型(母型)から作る
。
下の動画より
京商キャリパー120 Type Rのキャノピー
キャノピーの母型(木型)を作る
材料
成型フィルム:果物用パック(少し厚め)
木型:バルサ材
バルサ材と型紙
バルサ材に型紙を貼る
型紙に合わせて削りだし
外形基準の確認
4面の基準出し完了
丸仕上げ型紙
丸削り
概ね丸整形仕上がり
窓のケガキ
取っ手用穴加工(成型中に真空吸引ができるようにも準備)
取っ手管の取り付け
窓の湾曲付け(出っ張るように付け足し)
フロント窓の湾曲のための凹み付け
次回に続く
メインローターブレードの裂傷修理と衝突回転逃げ、テールモーターの交換等。
キャノピーのフイルム成型はこれの後に続ける。