HOME  他の記事へリンク  

20128月19日(日)
(12続き)メインブレードの材質(重量)の違いによる飛行への影響2)揚力測定、飛行確認
(以前にブレードCで見られていたローリングやピッチングのような反応対策として)

 回転数と揚力  メインブレードの比較
 回転数と揚力測定結果 ブレードの比較

1)回転数と揚力
上の画像と併せてご覧ください
1.1)回転数では、
各ブレードに特段の差は感じられない
スティックを上げると回転数は若干下がる傾向(ピッチの迎え角が大きくなることの抵抗か?)にある。
ブレードの軽さの効果は誤差の中に隠れているのかも知れない。


1.2)揚力では、
a)ブレードの軽いほうが揚力は高くなっている。スティック回転が3/4以降は何れもサチっている。迎え角が大きくなっても軽い分トルクを使えているのか?。

b)参考までに示したブレードC1.7g/4)が揚力が一番高くなっている。ブレード幅が1mm広い效果か?、軽い效果か?

 
1.3)その他参考としてメインモーターのピニオン歯数を12枚で測定したが、回転数が下がって、揚力が上がらない。

  〈メインブレード:G  

前縁:カーボン0.5x2mm、芯:カーボンφ1、バルサ0.8x10mm(両面)
厚さ1.4mmに仕上げ
重さ:2.4g/4枚

〈飛行
スティック操作への追従性は3種のブレードの内で一番良い。
  メインブレード:H〉 

前縁:カーボン0.8x4mm、バルサ0.8x10mm(両面)
厚さ1.4mmに仕上げ
重さ:3.3g/4枚

〈飛行
操作性、走り等はGに近い。

  〈メインブレード:I〉 

カーボン:1x10mm
重さ:3.8g/4枚

〈飛行
静かに飛行させている分には安定性がよい。しかしスティック操作への追従性は一瞬遅れて反応する感じで、操縦が一番難しい。

2)飛行確認

2.1)ローリンがやピッチングのような反応対策
以前にブレードCで見られていたローリングやピッチングのような反応対策としてメインブレードの重さを3種類作ったが、今回はいずれのメインブレードでも反応は起きなかった。

2.2)メインブレード重さと飛行
ステックレスポンスではG2.4g/4枚)が最も良いと感じた。
ブレードI3.8g/4枚)はステック反応が遅く、ステックを大きく切りがちで、一瞬遅れて反応し、それを抑えるため反対方向にステックを切るという操縦が難しいものになった。
メインブレードの重さがジャイロ効果(姿勢保持)として出ているような気がした。そのためサーボの反応を押さえ込んでいるとも考えられる。

 (3)今後の課題 ブレードは軽いほうが揚力を引き出せそう。更に軽量化したメインブレードを製作してローリングやピッチングのないブレードを確認したい。



20128月12日(日)
(12)メインブレードの材質(重量)の違いによる飛行への影響1)メインブレードの製作
(以前にブレードCで見られていたローリングやピッチングのような反応対策として)
 メインブレードの製作 動画はメインブレード製作中のため、次回の予定です。
    メインブレードの構造(現在製作中)  

      
               メインブレードの諸元          (サイズ:10x100mm、ローター径:220mm)
種別 想定重さ
順位
構成 構造
G 3 前縁:カーボン0.5x2mm、芯:カーボンφ1、 バルサでサンドイッチ
バルサ0.8x10mm(両面)
H 2 前縁:カーボン0.8x4mm、バルサ0.8x10mm(両面) バルサでサンドイッチ
I 1 カーボン:1x10mm 1mmカーボンからヤスリ仕上げ
      重さは完成後に実測値を記載予定