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 20121021(日)
21)ヒロボー方式ベルヒラー・ローターヘッド組込み:(4)スタビライザーの改良 
前回(20121014日)、飛行が安定しているも、機敏さに欠けるきらいがあると感じた。スタビライザーの大きさ、重さ等も影響しているのでは思った。。 

今回はスタビライザーのパドルの重さと半径の違いによる飛行を比較した。

下の写真をクリックして頂くと詳細がご覧いただけます。

外観パドル位置
スタビライザーのパドル変更実験                   半径可変スタビライザー

以下、スタビラーザーの重さ別のパドル半径の違いによる飛行映像です。 
外観
1.6gスタビライザー:中心からパドルまで20mm

外観
1.6gスタビライザー:中心からパドルまで26.5mm  

外観
1.6gスタビライザー:中心からパドルまで33mm  

外観
4.2gスタビライザー:中心からパドルまで20mm 

外観
4.2gスタビライザー:中心からパドルまで26.5mm    

外観
4.2gスタビライザー:中心からパドルまで33mm 

1)スタビライザー構造






(a)軸:0.8mmのカーボン板  
(b)1.6gスタビライザーのパドル:軸を0.5mmのカーボン板でサンドイッチ 
(c)4.2gスタビライザーのパドル:軸を1mmのカーボン板でサンドイッチし窓に鉛板を両面から貼り付け 
(d)パドル表面:塩ビフィルム(0.2mm)でカバー(翼型断面)  
(e)4.2gスタビライザーの重さの根拠:SRB Quarkのスタビライザーの総重量比に合わせてみた 
パドル

2)飛行 
(注:実験品なので習熟が不十分な段階での評価)


a1.6gスタビライザー


ピッチングやローリングを起こさせた時の反応が良い  
半径が小さい方では姿勢変化に操縦がついていていけない時がある。   

半径が大きい方はスティック操作への追従性が良く、姿勢を制御し易く感じる。  
b4.2gスタビライザー

座りが良く安定している、特に半径が大きい方で感じる。
ゆっくりした操作でも走らない。
大きく走らすと惰性を立て直すのに遅れを感じる

3)今後の方向性 次回はスタビライザーをメインブレードの下側に組み込んだ機体を評価する。  
現状のシーソー軸受はメタル軸受になっているが、下側への改造時にボールベアリングに変更する。