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  ****第122****   2014年11月2日(日)

スケールモデル2号機
スケールモデル       MD500Eを作る

ユニークなフォルムに愛着が湧く。スケール機にしてみたい人気の機体でもある。
メインローターブレードの枚数が5枚というのも作ってみたい理由。
実機感を出せるか楽しみでもある。
へりMD500E:エアロパートナーズ社のフォトギャラリーからお借りしました。
         使用予定部品 (※:Walkera社)
受信機 RX2620V(※)
メインモーター(ブラシレス)   HP05S  
テールモーター(ブラシレス)   AP03
リニアサーボ  1.3g、1セル専用HK1300(中国製) 
スピードコントローラー(メイン)  XP-7A
スピードコントローラー(テール)  WK-WST-10A-L6(※) 
ギア  メイン:136Tor70T、ピニオン:16Tor10T
部品
目標         ①ローター部の実機感を出す。
②エアーフレームの作製に真空(吸引)成型を使ってみる。  
 


  10 テールローターブレードの組付け

  1 推力測定  
 

(1) テールモーターの変更
発熱対策として再挑戦
計画ではAP03(右上の使用予定部品の写真参照)の予定であったがスペース的に小型のwk-ws-10-002wk相当のモーターにしたい。
しかし、発熱のため過去(第25第68)には使うことができなかった。今回はテールギアボックスの駆動軸受けをボールベアリングに換えたことで摩擦負荷を低減出来るはず。
再度挑戦してみることにした。
(2) テールローターブレードの推力と回転速度(下グラフ参照)
電圧(4.17v、3.9v)と迎え角(5°から25°)を変えて測定した。
迎え角度20°程度に推力ピークがある。これは、別の両面対象翼(第40テールブレードの推力測定)の結果とも似ている。
今回の結果から。迎え角度は18°にしてみる。推力は4gから14gある。
この推力でラダー機能を果たせるかは今後行うベンチテストで確認する。
(3) モーターの異常発熱
回転立ち上がり時にキュッ、キュッと音を発し、十数秒後には触れられない程に発熱していた。軸受とシャフトの摩擦抵抗が大きくなったと思え、使い込んでくると突然回転しなくなる事もある。
測定は別モーターで進めた。
次回までに発熱対策として軸受について考えてみる。

p2


テールローターブレード(作製は第113参照)のカラーリング
p1 p2 p3 p5 p6
白色フィルムラミネート 赤色フィルムラミネートと黒色縁


測定
測定系:回転計、テールローターブレード、台秤、テスター(電圧モニター)、電源、機体、送信機(ステッィック操作) 

グラフ1 グラフ2
電圧(テスター) 4.17v 3.9v
迎え角度 10° 15° 20° 25° 10° 15° 20° 25°
回転速度 スティック1/4 1767 1641 1416 1335 1074 1728 1458 1317 1182 1125
スティック2/4 2601 2415 2172 1944 1713 2511 2298 2155 1818 1614
(x10rpm) スティック3/4 2853 2691 2511 2217 1962 2760 2586 2415 2133 1860
スティック4/4 2877 2706 2520 2220 1962 2760 2586 2418 2133 1881
推力(g) スティック1/4 0.3 3.4 4.8 5.0 4.1 1.5 2.7 4.2 4.2 4.4
スティック2/4 3.2 7.5 9.8 10.7 10.4 3.1 6.7 9.2 9.4 9.2
スティック3/4 4.2 8.9 12.7 13.9 13.4 3.7 8.5 11.7 12.8 12.2
スティック4/4 4.2 9.3 12.7 13.9 13.4 3.8 8.4 11.6 12.8 12.3


  2 テールモーターの発熱対策  
 

次回(第123)に続く
発熱対策検討中。