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                         ****第25****           2012年11月18日(日)

ラジコンヘリのスケールモデル製作に向けた基礎技術
テールモーターをテールブレードから離す


テールブレードのギア駆動ユニット製作(1)
 

テールブレードをモーターでダイレクト駆動しているが、モーターをテールブレードから離して駆動させたい。
これにより、将来のスケールモデル製作に際してのテール部の実機感を増す一助としたい。

下の写真をクリックして頂くと詳細がご覧いただけます。

テールモーター
テールブレード駆動ユニット装備                モーター継手とテール傘歯車


1テールブレード駆動ユニットの製作
(a)傘歯車はイレギュラーな使い方
Walkera
G3のテールギアの内、駆動側(モーター)傘歯車を流用した。これを直行配置し、変換比を1対1にした。
しかしこの歯車は減速比2対1のものであり、傘角度は90度ではない。
よってかみ合わせは先端部のみで、今回は無理を承知で直交させた。テールブレードへの衝撃等で破損するまでの寿命と割り切った。


(b)軸受
ブレードシャフトφ1はボールベアリング(NMB-DDL-310)使用。
駆動ギアシャフトφ1WalkeraG3テールモーターの寿命品を分解して、中のメタル軸受(外径φ2.4)を利用した。 


c)機体、テールモーター
WalkeraV100D03BLブレードを3枚にしました)を使用 



テールブレード駆動系の製作(スライドショー)
個別写真はこちらから



テールブレードのギア駆動ユニット試作(1

2)飛行後記





(a)離陸時にテールが振られる  
ブラシレスモーターと駆動シャフトの継手のコイルバネが撓むため、テールブレードの回転が遅れると考えられる。シャフトとモーター軸との隙間を少なくし、バネの線径を太くして撓みを極力少なくする必要がありそう。

(b)モーターの異常発熱で脱調か
30秒程度でテールが振られだし制御できなくなる。モーターが触れない程の高温となった。磁気劣化可能性もある。駆動系の負荷が大きすぎる為か。
パワーのあるモーターでテール振れと発熱抑制を確認してみたい。 


3次回

バネ撓みとモーター発熱の対策を考える。