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                           ****第127****            2014年12月7日(日)
スケールモデル2号機
スケールモデル       MD500Eを作る

ユニークなフォルムに愛着が湧く。スケール機にしてみたい人気の機体でもある。
メインローターブレードの枚数が5枚というのも作ってみたい理由。
実機感を出せるか楽しみでもある。
へりMD500E:エアロパートナーズ社のフォトギャラリーからお借りしました。
                             使用予定部品             (※:Walkera社)
受信機 RX2620V(※)
メインモーター(ブラシレス)   HP05S  
テールモーター(ブラシレス)   AP03
リニアサーボ  1.3g、1セル専用HK1300(中国製) 
スピードコントローラー(メイン)  XP-7A
スピードコントローラー(テール)  WK-WST-10A-L6(※) 
ギア  メイン:136Tor70T、ピニオン:16Tor10T
部品
目標         ①ローター部の実機感を出す。
②エアーフレームの作製に真空(吸引)成型を使ってみる。  
 


  12 飛行に挑戦

  12.1 準備  
 

 メインブレードとテールブレードが床を蹴って、のたうち回った挙句に壊れることを繰り返した
 確認用の動画撮りにも至らなかった。
 サイクリック(エルロン、エレベータ)操作への反応が本意と無関係のように思える。
 破損部の修理と各部の見直しを行うことにした。
1)テールブレードの作り直し(下写真(1))
テールブレードが付け根から抜け落ちた。新しくピッチ固定ブレードを作製しての再挑戦も突然の暴走でテールブレード折損となった。
2)ブレードの保護(下写真(2))
テールスキッドで囲うこととした。
3)ピッチリンクを長いものに作り替え(下写真(3))
メインローターとスワッシュプレートの間隔が狭く回転中の挙動が掴みにくいので1mm長くした(8.5→9.5:設計許容限界)。
4)メインギアハブ修復(下写真(4))
急激な負荷(メインブレードの床擦り)に耐え切れずハブが分断した。アルミ材で修復、補強をした。
5)サーボ機種変更(下写真(5))
メインローターを傾ける(サイクリック)時にサーボの主軸ギアが抜け落ちるようになった。軸との摩擦保持力が負荷に耐えられなくなった。抜け止めを施すには微小部分なので工夫が必要。
今回は思い切ってサーボをWalkera社の機HM-V100D03サーボWK02-4に交換して様子を看ることにする。
但し、サーボリンクの長さ調整方法について次回までに考えなければならない。

図

p1
サーボ組み込み

(1)テールブレード作り直し
p2 p3 p4 p5 p6
ブレードが軸から抜け落ち ブレード保持部のスリ割り 合わせ確認 保持軸半田付け 保持部予備半田付け
(2)テールブレード折損対策 
p7 p8 p9 p10 p11
迎え角度(18°)で位置決め ブレード組立 折損 ブレード保護スキッド 
(3)ピッチリンクを長いものに作り替え  
p12 p13    
8.5mm→9.5mm
(4)メインギアハブ修復 
p14 p15 p16 p17 p18
回転中にピン穴部分から破断(薄肉のため駆動力に耐えきれずピンで押し切られた)    ハブ作製:アルミ板から切り出し  ハブ部品:ネジ(M1)、ピン、ハブ、固定板、メインギア(ネジ穴2箇所明け) ハブ取り付け  裏:ハブ止め板 
(5)サーボの機種変更        
p19 p20 px p22 p23
サーボの主軸ギア抜け落ち サーボ取り外し  サーボと保持板  サーボアームの穴埋め:サーボリンクφ0.6に合わせるため φ1パイプ埋め) サーボ組み込み確認 


  12.1 飛行に挑戦  
 

次回(第128)に続く
サーボリンクの長さ調整機構を作り込んで、飛行に挑戦する。