HOME他の記事へリンク
 ****第131**** 2015年1月11日(日) 

スケールモデル2号機
スケールモデル       MD500Eを作る

ユニークなフォルムに愛着が湧く。スケール機にしてみたい人気の機体でもある。
メインローターブレードの枚数が5枚というのも作ってみたい理由。
実機感を出せるか楽しみでもある。
へりMD500E:エアロパートナーズ社のフォトギャラリーからお借りしました。
                             使用予定部品             (※:Walkera社)
受信機 RX2620V(※)
メインモーター(ブラシレス)   HP05S  
テールモーター(ブラシレス)   AP03
リニアサーボ  1.3g、1セル専用HK1300(中国製) 
スピードコントローラー(メイン)  XP-7A
スピードコントローラー(テール)  WK-WST-10A-L6(※) 
ギア  メイン:136Tor70T、ピニオン:16Tor10T
部品
目標         ①ローター部の実機感を出す。
②エアーフレームの作製に真空(吸引)成型を使ってみる。  
 


  12.5 飛行に挑戦(4)  
 

 引き続き飛行に挑戦しているが、上手く上昇させられず、床擦り、激突による破損と修復を繰り返した。
 ”機体が小さいために扱い難いのか、他に何か原因が在るのか考えながら進めている”
1)新しいメインローターブレードの作製
カーボン板で、前縁t0.5にt0.2を両面貼りで軽量化(2.8g/5枚)したブレード(幅8.5mmxφ200)を作製するも、激突でブレード端が砕けるように剥がれた(写真)。
2)テールローターを黄銅材からカーボン板積層に変更①
機体が床に接触してブレードグリップが変形することが度重なった。カーボン材にして変形し難さに期待した。
3)テールローター作製②
ブレードグリップ部とローター軸の強固な固定構造を模索するため、抜け止めピンを用いず接着で固定する構造も作ってみた。
4)テールモーターのコイル断線修復
リード線接続部の半田付けが外れ、ウレタン被覆銅線(φ0.3)で修復した。
5)スワッシュ回転止めピン折損修復
ここが折れるのは初めての経験。カーボン板とSUSパイプで修復した。 

図



(1)新しいメインローターブレードの作製
p1 p2 p3 p4 p5
前縁成形(0.5tカーボン板)     前縁とスキン(0.2tカーボン両面) 前縁へ接着剤浸透溝形成  前縁とスキンを密着させて溝に接着剤浸透  両面接着後にブレード後縁を0.1mmに成形(0.1mmの2枚貼り合わせを薄くする) 
p6 p7 p8 p9 p10
両面成形後、厚み:0.9mm     平行確認(取り付け部を5枚重ねて固定) 側面  重さ:2.8g/5枚  激突によるスキン剥がれ 
(2)テールローターを黄銅材からカーボン板積層に変更①
p11 p12 p13 p14 p15
ローターグリップの変形 ローター軸:t1X2+t0.8積層接着を研削  両端に剥離防止コイル接着  ブレード軸の穴明け確認  ブレードグリップ部材 
p16 p17 p18 p19 p20
片面を軸(φ0.8)と共に合わせ接着 反対面を接着  外形研削 軸(φ0.8)通し確認
p21 p21 p22 p23 p24
ブレード保持穴明け 長さ加工前の概略形   ローター軸へブレード迎角18°で接着固定(第127回と同じ方法で位置決めして接着) 抜け止めピン穴加工(超鋼ドリルφ0.8) 抜け止めピン挿入、表面仕上げ 
p25 p26 p27    
0.3g                         ブレード作製(t0.8カーボン板)、軸(φ0.6)は接着剤盛り付け固定   ブレード取り付け確認    
(3)テールローター作製
p28 p29 p30 p31 p32
ブレードグリップ部(φ3)  ローター軸:t1積層接着  ローター軸に接着、外形仕上げ 
p33 p34
回転駆動兼抜け止め(SUSφ0.3)       
(4)テールモーターのコイル断線修復     (5)スワッシュ回転止めピン修復 
p35 p36 p37 p38 p39
被覆チューブ剥離、リード線切除         リード線(φ0.3ウレタン被覆銅線)半田付け  スワッシュ回転止め組込み 折損 カーボン板とφ1.2SUSパイプで修復


  12.6 飛行に挑戦(5)  
 

次回(第132)に続く
再度挑戦する。