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  ****第163****  2015年8月23日(日) 

スケールモデル3号機       
Schweizer S-300Cを作る メインローターブレード3枚機を作ってみたい。 
 トラス構造で剛性を持つスケール機を実現したい。

ヘリ 使用予定部品(案)と重さ
受信機 RX2636H-D(※1) 5.2
メインモーター   HP03S  3.2
HP05S(5.8g) (予備)
サーボ ks-20(※2)(3個) 4.0
HCP100(※3)  2.3
スピードコントローラー  XP-7A 4.9g 4.9
ギア  検討  
 wikipediaより借用 (※1:Walkera)、(※2:Kyosho)、(※3:HiSKY) 19.6
p1
目標   ①揚力/重量の比を前スケール機より大きくする。
②トラス構造のスケール感を出す。  
 


1. 構想検討

1.5 メインローターヘッド  
 使い物になる物を作れるか、改良点は在るのか試作してみた。作製に際しては第100回の経験を生かした。
 何とかなりそう、次回より本番作製に入る。 ハブ以外は新たに作る。
(1)ブレードグリップ
 カーボン板(t1)を4枚積層接着した。ブレード軸(ピッチ回転軸)はφ1.5とし、外周をアルミパイプ(本番はピッチアームと一体に作製予定)で包んだ。
(2)ブレード軸
 φ1.5鋼線の軸端を曲げてブレードの水平ストッパーにした。軸端の曲げは加熱(赤熱)して行った。
 ハブとの連結は端部に設けたφ0.6穴を介して行う。
(3)ハブ
 軽量化のためにカーボン板(t1)を4枚積層接着したものから削り出した。  メインローターブレードの遠心力に対して強度的に不安があるが、損壊した場合には金属材で作り換えも考える。
p1
組合せ確認

図1

zumen


(1)ブレードグリップ
p2 p3 p4 p5 p6
t1カーボン 接着 グリップ削り出しとパイプ ブレード軸、スリーブ(φ2xφ1.5黄銅)、パイプ、グリップ、組立て確認
(2)ブレードグリップ軸
p7 p8 p9 p10 p11
軸端にスリット  加熱(赤熱)中に折り曲げ  連結穴(φ0.6)穴あけ(超鋼ドリル)  ストッパー部成形  組立て確認 
(3)ハブ
p12 p13 p14 p15 p16
t1カーボン  接着、回転研削  簡易割出し盤作製(φ1.5) 120°割り出し  φ1.5差込確認 
p17 p18 p19 p20 p21
軸差込部面取り     連結穴位置ケガキ  穴位置の面出し 
p22 p23 p24 p25 p26
簡易割出し盤(φ0.6)   穴あけ  穴あけ済み  0.8tカーボン板貼り付け(穴位置から壁面までが近いので補強) 
p27 p28 p29 p30  
補強後の穴位置       ブレード軸と連結ピン(φ0.6) 、仮組確認    


1.5 メインローターヘッド(続き)  

次回第164)に続く
ローターヘッド本番作製。