****第158****
2015年7月19日(日)
スケールモデル2号機
ユニークなフォルムに愛着が湧く。スケール機にしてみたい人気の機体でもある。
メインローターブレードの枚数が5枚というのも作ってみたい理由。
実機感を出せるか楽しみでもある。
MD500E:エアロパートナーズ社の
フォトギャラリー
からお借りしました。
使用予定部品
(※:Walkera社)
受信機
RX2620V(※)
メインモーター(ブラシレス)
HP05S
テールモーター(ブラシレス)
AP03
リニアサーボ
1.3g、1セル専用HK1300(中国製)
スピードコントローラー(メイン)
XP-7A
スピードコントローラー(テール)
WK-WST-10A-L6(※)
ギア
メイン:136Tor70T、ピニオン:16Tor10T
目標
①ローター部の実機感を出す。
②エアーフレームの作製に真空(吸引)成型を使ってみる。
15 総括
15.4
総括
操縦は思うように出来ていないが、スケール機体として実機感は出せたように思う
。
「スケールモデル MD500Eを作る」の最終回として纏める
。
1.目標について
・ローター部はピッチリンクを短くし天井からの突出を少なくして実機感を出せた。
・真空成型を使えたことで、今後のスケール実現に大いに役立つ。
2.
成果
(1)飛行動画
(2)スケールモデル MD500Eの緒元
(3)実機との比較写真
(4)機体重量の詳細
(5)最終段階で修復した破損部位
3.雑感
①
飛行が思うに任せない
飛行中に位置を修正しようにも、走り出すとサイクリック操作への反応が遅れて制御が難しくなる。
原因は
機体重量(電池込み:65g)と揚力
(100g程度、最大120g)の関係にありそうで、機体重量に対して揚力が圧倒的に小さいような気がする。飛行慣性を揚力で押し止められない。
機体重量は当初50g程度にしたいとの漠然とした思いがあったが作製過程での増加を抑えることが出来なかった。
操縦性改善は慣れで多少は可能と思う。
今後作製する機体では、揚力/重量を大きくすることで操縦改善効果を確認したい。
②スケールモデルMD500Eの作製は今回で終わる
今後、飛行練習等で気づきがあった場合に掲載したい。
(1) 飛行
(2) スケールモデルMD500Eの緒元
項目
仕様
備考
関連記事
1
縮尺比
1/40
97
2
メインローター
直径(mm)
220
140
ブレード幅(mm)
9
測定静止最大揚力(g)
120
参考値
118
3
テールローター
直径(mm)
52
ブレード幅(mm)
6.5
ピッチ角度(度)
20
122
測定静止最大推力(g)
13.9
参考値
122
4
全長(mm)
180
実測値
5
高さ(mm)
72
実測値
6
リンケージボール直径(φ)
1
susφ1
102
7
スワッシュプレート
HM-V10003BL(※)追加工
102
8
メインギア/ピニオン
70T/10T
70T:京商キャリパー120用
9
テールギア
Walkeraの4F200LMの傘歯車を縮径
106
10
フレーム
HM-4#3B-Z-32-Main Frame(※)を追加工
105
11
受信機
RX2620V(※)
12
メインモーター(ブラシレス)
HP05S
13
テールモーター(ブラシレス)
AP03
141
14
スピードコントローラー(メイン)
WK-WST-10A-L5(※)
15
スピードコントローラー(テール)
WK-WST-10A-L6(※)
16
サーボ
WK02(※)
127
17
電池
240mAH(7.3g)
18
重さ(g):電池含まず
57.7
(※:Walkera社)
(3) 実機と比較
実機
スケールモデル(本機)
借用先:http://myrcguide.com/index.php?topic=6365.0
借用先:http://myrcguide.com/index.php?topic=6365.0
借用先:http://www.helis.com/database/modelorg/2635/
借用先:http://www.airliners.net/photo/MD-Helicopters-MD-500E/1506973/L/
(4) 各部の重さ
1)全体重さ:計57.7g
側板、カバー(7.1g)
メインローターブレード(4.6g)
テールブレード(0.5g)
スタビライザー(1.3g)
本体(43.2g)
2)電気部品重さ:計23g
スキッド(1.0g)
受信機(3.1g)
メインMスピコン(4.5g)
テールMスピコン(3.8g)
メインM(5.8g)(写真は別品)
テールM(3.3g)(写真は別品)
サーボ(2.5g)(写真は別品)
(5) 最終段階での破損
3)テールギアボックス破損の修復(
カーボン板で作り直し:前回からの続き
)
スタビライザー組付け軸受(パイプ)埋め込み
パイプ不要部切除
・防塵カバー接着
・スタビライザー組付け
4)墜落破損
メインローターブレードとスキッド折損
フロント凹み
次回
:
新規テーマ
「
Hughes/Schweizer S-300C
」を1モーター駆動で超小型スケール機をつくる。