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  ****第190****  2016年3月6日(日) 

スケールモデル3号機      
Schweizer S-300Cを作る s=1/37 メインローターブレード3枚機を作ってみたい。 
 トラス構造で剛性を持つスケール機を実現したい。

ヘリ 使用予定部品(案)と重さ
受信機 RX2636H-D(※1) 5.2
メインモーター   HP03S  3.2
HP05S(5.8g) (予備)
サーボ ks-20(※2)(3個) 4.0
HCP100(※3)  2.3
スピードコントローラー  XP-7A 4.9g 4.9
ギア  検討  
 wikipediaより借用 (※1:Walkera)、(※2:Kyosho)、(※3:HiSKY) 19.6
p1
目標   ①揚力/重量の比を前スケール機より大きくする。
②トラス構造のスケール感を出す。  
 


5. 機体組立

5.5 テール振動対策  
 テールローターブレードを回転させると激しく振動して、部品が破損した。
 作り上げた部品を其のまま組み上げて回転させたが、バランスが取れていない。 次回より振動対策を行う。
 
(1)回転振動の様子
 下の動画に見るように回転スピードを上げると激しく振動する。
 組み上げたままの状態よりも、片側ブレード軸に錘を巻いた方が若干の改善が見られている。このことからもバランスのズレが大きいことが分かる。
(2)ステーの修復
  ステーの支持部をt0.2のアルミで作った箇所がテールローターの回転中に破断(回転振動の影響)した。黄銅板t0.2に換えて修復した。
(3)スワッシュプレートの一体化改造 
 当初スワッシュプレートはアルミ材にし、黄銅のスライド軸に圧入していたが、テールの回転を繰り返しているうちに徐々に緩んでガタガタになった。修理ではスワッシュプレートとスライド軸を黄銅材で一体加工して同様の損傷が生じないようにした。
テールの振動:当初のままの振動とブレード軸に錘を付けた場合の振動 

図

zu

(1)回転振動の様子
px1 px2 px3 px4  
組立当初の回転振動 片側に錘を巻いた時の回転振動 
(2)ステーの修復
p5 p6 p7 p8
損傷:テール回転中に破断(振動の影響か) 対策:黄銅板(t0.2)にて修復(接着剤にて固定) 
(3)スワッシュプレートの一体化改造  
p9 p10 p11 p12 p13
損傷:スワッシュプレートのカシメ部分の緩み 対策:スライド軸とスワッシュプレートを一体作製
p14 p15 p16 p17p18
リンク軸受穴加工治具(穴位置ズレ防止) リング(ベアリング)に圧入  圧入後と組み込みの外観(スリーブ部長さ:3.5mmに成形)

5.5 テール振動対策  
 
次回(191)に続く
振動を軽減させる方法の検討。