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  ****第175****  2015年11月15日(日) 

スケールモデル3号機      
Schweizer S-300Cを作る s=1/37 メインローターブレード3枚機を作ってみたい。 
 トラス構造で剛性を持つスケール機を実現したい。

ヘリ 使用予定部品(案)と重さ
受信機 RX2636H-D(※1) 5.2
メインモーター   HP03S  3.2
HP05S(5.8g) (予備)
サーボ ks-20(※2)(3個) 4.0
HCP100(※3)  2.3
スピードコントローラー  XP-7A 4.9g 4.9
ギア  検討  
 wikipediaより借用 (※1:Walkera)、(※2:Kyosho)、(※3:HiSKY) 19.6
p1
目標   ①揚力/重量の比を前スケール機より大きくする。
②トラス構造のスケール感を出す。  
 


5. 機体組立

5.1 テールブーム、スキッド組み込み  
  テールブームの曲げ剛性を高めることと、スキッドにダンパーを組み込むことに目途をつけた。
(1)テールブーム作製、組み込み
 当初フィルムパイプのみでブームにする予定だあったが、出来た物は軟らかく其のままでは飛行時にテール振れを起こすことが考えられる為、カーボンパイプを埋めてブームの剛性を高めることにした。
(2)スキッドフレーム
 カーボン板(t1)を貼り合わせて強度を保てるようにした。
(3)脚(スキッド用) 
 先端を厚み0.8mmに成形し、スキッドフレームと連結するが、強度的に不安があるが試すことにした。
(4)スキッド 
 φ2カーボンロッドの先端を燃やして毛羽立たせ、反りの形を作り易くした。
(5)ダンパー(試作)
 実機に似せてコイルバネを組み込んで試作してみた。何とか使えそうな目途をつけた。次回製作する。

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図

(1)テールブーム作製、組み込み
p1 p2 p3 p4 p5
 カーボンパイプ(φ4xφ3)にPETフィルム(t0.3)を被せ、ドライヤーで加熱しする。軟らかくなったところで一気に重りで引き下げてパイプに巻きつけ成形(第146参照)。 フィルム部を切り離し、所定長さに切り出し、カーボンパイプを戻して接着固定
p6 p7
テールローターに組み付け(嵌め合わせ部の補強はメインモーターとの連結時に行う)
(2)スキッドフレーム
p8 p9 p1 p11 p12
t1カーボン2枚合わせでフレーム作製、脚軸受用のスタッド(4箇所)を残しておく      角にt0.5カーボンのステーを埋め込み  ダンパー軸受用の溝形成  
p13 p14      
 脚軸受:黄銅パイプ(φ2xφ1.5)を平たく潰す(溝幅0.8)    脚軸受の埋め込み(接着)
・・・当初はスタットを設けて軸穴を加工する予定も損傷したので埋め込みに変更
     
(3)脚(スキッド用) 
px1 p16 p17 px2 p19
 t1カーボン切り出し、後工程で張り合わせる      概略削り出し   軸受用の溝形成後  表面仕上げ 
p20 px3 p22 続く
 ペア組み 接着剤浸透溝の成形とダンパー軸受  張り合わせ後φ2部を半月に切り取り。最下段は先端を厚み0.8mmに成形した物    
(4)スキッド    
p23 p24 p25 p26  
φ2カーボンロッドの先端を燃やして毛羽立たせた    先端に線材を巻き付けて湾曲整形し、接着剤を浸透硬化後、線材剥ぎ取り   先端仕上げ   
(5)ダンパー(試作)    
p27px4 p29    
心棒(φ0.5)、コイルバネ(φ0.3susをφ1.2に巻き付けて作製)、パイプ(φ1.2xφ0.8)先端潰し

5.1 テールブーム、スキッド組み込み(続き)  

次回(176)に続く
スキッドを組み立て、テールユニットを組み込む