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**** 第39 ****   2013年3月31日(日)

 4ブレードテールローターを作る
    翼型は両面対称翼

前回(***第36***)で2ブレードテールローターの両面対称翼型で良好な飛行を確認できた。
この成果を4ブレードテールローターに生かしたい。これ用のテールブレード駆動ギアユニットも作る。

前回、良好飛行を確認した両面対称翼型2ブレード


 





 

 大きさ(キャノピー含む)  構成
メインローター(4ブレード)直径: 204mm
テールローター(4ブレード)直径: 60 mm

全長:210mm
高さ:80mm

重さ:53g(バッテリー含まず)




受信機:RX2620V
メインブラシレスモータ:HP05S

テールブラシレスモータ:AP03 7000kvのコイル自作巻き(8T/極)
スピードコントローラー(メイン):XP-7A
スピードコントローラー(テール):WK-WST-10A-L6Walkera
リニアサーボ:HK1300(1.3g)

ピニオン:16T
メインギヤ:HM-CB100-Z-15 Main Gear
メインブレード:W10xL100 x t1
.2HM-Mini CP-Z-01メインブレード追加工
テールブレード:4ブレード両面対称翼型、幅:6mm(自作、材料:カーボン板)
テールブーム:カーボンパイプφ3.5xφ2
テールギアボックス:傘歯車1:1(Walkera社4f200LM、直径φ6.8をφ5.5に加工)
フレーム:Walkera HM-4#3B-Z-32 - Main Frameを追加工
キャノピー:自作

(1)ギアボックスとテールブームを作るはこちらから   (2)4ブレードローターを作る はこちらから   


テールブレードの推力
・スロットルアップにもテールは振られず安定している。
ブレード直径φ60(図面φ58)、ブレード幅6mmとしたが、これはHM-V100D03BL(Walkera社)のテールブレード寸法(直径58mm、半径70%の幅11mmx2ブレード=22mm)を参考に、単に直径とブレードトータル幅を若干大きく(直径60mm、ブレード幅6mmx4ブレード=24mm)し、結果を見てみようとの思いで寸法を決めたもので特段の根拠は無い。
・ピッチ角度については2ブレードの両面対称翼型の結果から取り敢えず20度とした
今回の寸法等が最適値とは思わないが、取り敢えずの機能は果たしている。
ブームシャフトの太さについて
従来の2.5mmカーボン角パイプからカーボンパイプφ3.5xφ2に変えたが、テールの捩じり剛性が上り強度的安定感が増した。

 所有テールブレードの推力測定
・両面対称翼型の導入に伴い、従来から使用していた湾曲型も含め、回転スピードと推力の関係を調べる。
・自作のテールブレードはWalkera社のブレードの大きさを参考として製作してきた。しかし、どのような特性を持っているのか分からないまま使っていた。今後スケールモデル機に合わせてテールブレードも作ることになるが、設計の見極めのためにも手持ちのブレードの実力を把握することにした。