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  ****第196****  2016年4月17日(日) 

スケールモデル3号機      
Schweizer S-300Cを作る s=1/37 メインローターブレード3枚機を作ってみたい。 
 トラス構造で剛性を持つスケール機を実現したい。

ヘリ 使用予定部品(案)と重さ
受信機 RX2636H-D(※1) 5.2
メインモーター   HP03S  3.2
HP05S(5.8g) (予備)
サーボ ks-20(※2)(3個) 4.0
HCP100(※3)  2.3
スピードコントローラー  XP-7A 4.9g 4.9
ギア  検討  
 wikipediaより借用 (※1:Walkera)、(※2:Kyosho)、(※3:HiSKY) 19.6
p1
目標   ①揚力/重量の比を前スケール機より大きくする。
②トラス構造のスケール感を出す。  
 


5. 機体組立

5.9 揚力測定(3)  

揚力アップ対策について
 動力伝達系の損失(バックラッシュ振動)を抑え、メインブレードの幅を広げる(9mm→10mm)ことにした。
(1)バックラッシュ除去(下表写真)
 モータ軸とテール駆動軸の連結はピンを介しているがガタなく作ることは難しい。ガタ分が回転中の振動負荷になっているように思えるので、コイル継手にしてガタを無くした。
(2)揚力比較  
 直流安定化電源(※)と電池で比較した。
 使う予定電池は240mAh-25cで、揚力は70g弱であった。
 機体完成重量は電池込みで50数グラム(現状電池無しで43g)となりそうで何とか浮揚できそう
 今後は機体完成後に浮揚の状況を観てから考える。
(※最大出力電流は5A、測定中の電圧4.1vでは電流4.2A程度であった)
揚力測定 (翼幅:10mm、迎角初期設定10°)
電源 メインブレード回転数 揚力 電圧 電流 ステッィク回転位置
(rpm) (g) (V) (A)
1 安定化電源 3240 50 4.1 4.2 1/2程度
2 古電池  3280 57 1/2<
(240mAh-25c)
3 新電池  4320 68 <1/2
4 (240mAh-25c) 4050 69 1/2<
5 新電池 4440 79 <1/2
(600mAh-20c)
       (揚力測定は第193と同様に行った)

図

zu


 
最初:直流安定化電源、 25秒後:電池(240mAh-25c)、48秒後:電池(600mAh-20c)

(1)継手の変更
p1p5 p3
パイプ軸継手(左、中)をコイル継手(右)に変更   


5.10 ラダー調整  
 
次回(197)に続く
ベンチテストにてラダー作動条件を見つけ出す。