揚力アップ対策について
動力伝達系の損失(バックラッシュ振動)を抑え、メインブレードの幅を広げる(9mm→10mm)ことにした。
- (1)バックラッシュ除去(下表写真)
- モータ軸とテール駆動軸の連結はピンを介しているがガタなく作ることは難しい。ガタ分が回転中の振動負荷になっているように思えるので、コイル継手にしてガタを無くした。
- (2)揚力比較
- 直流安定化電源(※)と電池で比較した。
- 使う予定電池は240mAh-25cで、揚力は70g弱であった。
- 機体完成重量は電池込みで50数グラム(現状電池無しで43g)となりそうで何とか浮揚できそう。
- 今後は機体完成後に浮揚の状況を観てから考える。
- (※最大出力電流は5A、測定中の電圧4.1vでは電流4.2A程度であった)
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揚力測定 |
(翼幅:10mm、迎角初期設定10°) |
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電源 |
メインブレード回転数 |
揚力 |
電圧 |
電流 |
ステッィク回転位置 |
(rpm) |
(g) |
(V) |
(A) |
1 |
安定化電源 |
3240 |
50 |
4.1 |
4.2 |
1/2程度 |
2 |
古電池 |
3280 |
57 |
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1/2< |
(240mAh-25c) |
3 |
新電池 |
4320 |
68 |
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<1/2 |
4 |
(240mAh-25c) |
4050 |
69 |
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1/2< |
5 |
新電池 |
4440 |
79 |
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<1/2 |
(600mAh-20c) |
(揚力測定は第193と同様に行った) |


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