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  ****第209****  2016年7月17日(日) 

スケールモデル3号機      
Schweizer S-300Cを作る s=1/37 メインローターブレード3枚機を作ってみたい。 
 トラス構造で剛性を持つスケール機を実現したい。

ヘリ 使用予定部品(案)と重さ
受信機 RX2636H-D(※1) 5.2
メインモーター   HP03S  3.2
HP05S(5.8g) (予備)
サーボ ks-20(※2)(3個) 4.0
HCP100(※3)  2.3
スピードコントローラー  XP-7A 4.9g 4.9
ギア  検討  
 wikipediaより借用 (※1:Walkera)、(※2:Kyosho)、(※3:HiSKY) 19.6
p1
目標   ①揚力/重量の比を前スケール機より大きくする。
②トラス構造のスケール感を出す。  
 


5. 機体組立

5.10 ラダー調整(続き)  
(18テール再組み立て
 前回、テールの振動原因に部品や組立の精緻さが関係しているのではと考えた。
 自在継手の作製に合わせ、テールローターヘッドも作り直した。部品の軸への固定もピン圧入によりガタを無くした。
 その結果、下の動画に見るように振動は目立たない。画像でも中心部がハッキリ見られ(以前は像が二重)、ギアボックスに触れても僅かに
振動が伝わってくる程度になった。
次回からベンチテストでのラダー調整に入る。
a)自在継手
 前回試作で使えそうだと確認したので、同じ物を精緻に仕上げた。
 (本来ならばこの継手も振動要因を持つので高速回転には不安がある)
b)ローターヘッド 
 テールブレードはローターヘッドのシーソー部を介して回転する構造なので、シソー部品の加工は、治具を介して軸芯との誤差が生じないようにした。
p1

図

図





a)自在継手
p2 p3 p4 p5 p6
黄銅パイプ(φ2xφ1)から削り出し コマの作製:黄銅1mm角にピン穴とクロスピン用溝加工   胴部とコマ
p7 p8 p9 p10 p11
軸固定ピン穴(φ0.5)
:φ0.7ドリルを入れて偏芯貫通穴明け 
クロスピンをセット後コマの溝をつぶしてピンを固定  ピン不要部を切除 モーター軸へのピン溝加工  モーター軸と駆動軸の連結:ピン穴にφ0.5ピン圧入 
b)ローターヘッド    
p12 p13 px1 p15 p16
穴明け治具:軸(φ1)に対してドリルが軸芯を通るように黄銅パイプを位置決め  治具を使って、φ0.6穴明け(黄銅パイプφ2xφ1にパイプφ1xφ0.6挿入) φ1穴明け(φ0.6穴から45°の位置)  シーソー(ブレード軸保持部)
左:旧、右:新(加工途中) 
フォーク
左:旧、右:新(加工途中) 
p17 p18 p19 p20 p21
φ4パイプを使って軸芯ズレのなきことを確認  フォークとシーソー軸受を組み合せ、軸芯が一致していることを確認   外形加工 表面仕上げ 
p22 p24
シーソー組み込み確認  ローターに組み込み   回転確認:芯振れ無く、振動も目立たない   


5.10 ラダー調整(続き)  
 
次回(210)に続く
ベンチテストでラダー調整