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  ****第217****  2016年9月11日(日) 

スケールモデル3号機      
Schweizer S-300Cを作る s=1/37 メインローターブレード3枚機を作ってみたい。 
 トラス構造で剛性を持つスケール機を実現したい。

ヘリ 使用予定部品(案)と重さ
受信機 RX2636H-D(※1) 5.2
メインモーター   HP03S  3.2
HP05S(5.8g) (予備)
サーボ ks-20(※2)(3個) 4.0
HCP100(※3)  2.3
スピードコントローラー  XP-7A 4.9g 4.9
ギア  検討  
 wikipediaより借用 (※1:Walkera)、(※2:Kyosho)、(※3:HiSKY) 19.6
p1
目標   ①揚力/重量の比を前スケール機より大きくする。
②トラス構造のスケール感を出す。  
 


5. 機体組立

5.10 ラダー調整(続き)  
(28)テールローターの振動
 前回、メインローターの回転が振動(共振)で抑えられている様に思えた。
 テールローターの振動の影響も考えられ、メインブレードを外してテール単独での回転を観察した(下動画(a))。
 振動で回転数が5000rpm(15%)も落ちている。
   テールローターの回転数(送信機のスロットルスティック操作)
テールローター回転中の振動有無  電圧
(v)
電流
(A) 
テールローター回転数
(rpm)  
4.2  約2.6 32000
4.2  約2.8 27000
 ”この振動については、運転を繰り返しているうちに発症が少なくなってきた。 回転が馴染んでなのか理由は不明
(29)メインローター出力の再現
 前回、電源とモーターのコネクターをより抵抗値の少ないものに換えた。 今回は更に電源とモーターのコネクター・リード線を太く(下写真)して揚力と回転状況を見た(下の動画(b))。
 結果は下表のように出力が第196回(当初)と略同じになった。
 理由は、電線の抵抗減の効果もさることながら、上(28)のテールローターの振動が無くなったことも影響が大きいと思える。 
   メインローター最大出力(送信機のスロットルスティック操作)
   揚力
(g)
 メインローター回転数(rpm)  電流
(A)  
第196回(当初)   50  3240  4.2
第216回(前回)  20弱  2700程度  2程度
今回(下動画(b) 45~50  3300程度  4程度
次回、第196回(当初) の電池での出力を参考に飛行実験を行う。

図

図


(a)テールローターの振動  


(b)メインローター出力の再現  


(1)スピードコントローラのリード線交換
p1
上の1本:新(電源、モーター)
下の2本:旧(上:モーター、下:電源)

5.10 ラダー調整(続き)  
 
次回(218)に続く
飛行試験。