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  ****第240****  2017年2月26日(日) 

スケールモデル3号機      
Schweizer S-300Cを作る s=1/37 メインローターブレード3枚機を作ってみたい。 
 トラス構造で剛性を持つスケール機を実現したい。

ヘリ 使用予定部品(案)と重さ
受信機 RX2636H-D(※1) 5.2
メインモーター   HP03S  3.2
HP05S(5.8g) (予備)
サーボ ks-20(※2)(3個) 4.0
HCP100(※3)  2.3
スピードコントローラー  XP-7A 4.9g 4.9
ギア  検討  
 wikipediaより借用 (※1:Walkera)、(※2:Kyosho)、(※3:HiSKY) 19.6
p1
目標   ①揚力/重量の比を前スケール機より大きくする。
②トラス構造のスケール感を出す。  
 


5. 機体組立

5.12 外装作製  
(18)モーターコイル断線修復(続き:揚力向上
 揚力アップの方策を検討する内で、第216でテールを切り離して揚力が上がったことから、テールブレードの重さを軽い物に作り変えた(下写真)。
 更に全体の接続部分(安定化電源の出力端子からモーターコネクターまでの半田付け)を接続抵抗の軽減を期待してやり直した。 
①結果は
 下のグラフ(Ⅵ)揚力の”※48g(4.1v)”のように当初(第196)に近い値になった。 又、電池駆動についても60g程度を確認した。
②更なる揚力向上について
 下のグラフで回転数ピークが”スティック目盛り2”に対し、揚力ピークは”目盛り3”であることから、回転数のピークを”目盛り3(揚力ピーク)”に近づければ揚力をもう少し大きく出来るように思える。今後飛行練習に際して、送信機側の設定とメインブレードの迎え角度について試行錯誤してみる。
p1p2
電源駆動(左)と電池駆動(右)で揚力測定
p2
http://www.airfliteok.com/parts-ordering/catalogs/より

軽量化テールブレードの作製
p3 p4 p5 p6 p7
カーボン板t0.5をt0.2でサンドイッチ 2枚重ねで加工  外形成形  両面対称翼に成形
p8 p9 p10
テールローターに装着 当初 0.26g:t1、フィルムラミネート  軽量化 0.13g:t0.5

回転数、電流、揚力の送信機スティック位置との関係(値は下表による)
fig1 fig2 fig3

スティック回転位置(目盛)
グラフNo 測定項目 電圧 1 2 3 4 5 6
(Ⅳ) 回転数 今回4.1 3710 3710 3457 3120 2910 2790
今回4.2 3810 3690 3550 3240 2990 2857
(rpm) 前回4.1 3533 3513 3370 3160 2890 2860
前回4.2 3650 3840 3560 3410 3250 3030
電池 3820 3990 3747 3500 3190 2850
(Ⅴ) 電流 今回4.1 2.9 3.2 3.4 3.4 3.3 3.6
今回4.2 3.1 3.5 3.8 3.6 3.6 3.8
(A) 前回4.1 2.8 2.9 3.0 3.3 3.3 3.4
前回4.2 2.7 3.4 3.5 3.6 3.7 4.0
(Ⅵ) 揚力 今回4.1 35 44 48 46 44 43
今回4.2 39 48 52 51 47 46
(g) 前回4.1 29 37 40 40 40 41
前回4.2 28 38 45 49 50 47
電池 39 55 59 61 55 45
注:①モーター、受信機は前回のまま。②表内値は3回繰り返しの平均値
  ③表内の”前回4.1、4.2”は第239の表の値をコピー
  ④電池は240mAh-25c


5.13 各部の仕上げ   
 
次回(241)に続く
機体各部仕上げとロゴ、飛行調整。