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  **** 第257 ****  2017年6月25日(日) 

スケールモデル3号機      
Schweizer S-300Cを作る s=1/37 メインローターブレード3枚機を作ってみたい。 
 トラス構造で剛性を持つスケール機を実現したい。

ヘリ 使用予定部品(案)と重さ
受信機 RX2636H-D(※1) 5.2
メインモーター   HP03S  3.2
HP05S(5.8g) (予備)
サーボ ks-20(※2)(3個) 4.0
HCP100(※3)  2.3
スピードコントローラー  XP-7A 4.9g 4.9
ギア  検討  
 wikipediaより借用 (※1:Walkera)、(※2:Kyosho)、(※3:HiSKY) 19.6
p1
目標   ①揚力/重量の比を前スケール機より大きくする。
②トラス構造のスケール感を出す。  
 


6. 飛行調整

6.1 飛行調整  
(5)揚力向上のためメインローター駆動にパワー配分を増やせるか試す(続き)
 ◆ラダー評価ベンチテスト)と揚力測定
 ①テール駆動歯車比を13/20に改造しラダー動作を確認した(下動画)。感度等の調整を今後詰める。
 ②揚力を下図に示した。
  歯車構成(右表)の変更前(第243)と比較すると、今回改造は消費電流が低いにも関わらず、回転数、揚力共大きくなった(最大値比較)
 ローター駆動にパワー配分を増やせたと思える。
回転数(rpm)   電流値(A) 揚力(g) 
変更前(第243)   4100  4.2  62 
 今回改造   4360   3.45 81 

ラダー評価ベンチテスト
fig1

歯車構成
メイン駆動歯車  テール駆動歯車 テール従動歯車  メイン駆動中間歯車
変更前(第243) z15 z13 z18  在り
 今回改造  z10 z13 z20  無し 

ラダー評価ベンチテスト)と揚力測定
p1 px1 p3  
テール駆動歯車(モーター:z13/テール:z20)  ラーダー評価ベンチテスト  揚力測定系     


回転数、電流、揚力の送信機スティック位置との関係(値は下表による)
fig1 fig2 fig3

電源電圧(v) 送信機のスティック回転位置(目盛)
グラフNo 測定項目 1 2 3 4 5 6
(10) 回転数 4.0v 2730 3990 4102 3960 3450 2870
4.1v 2710 4050 4360 4120 3720 2960
(rpm) 4.2v 2770 4080 4330 4230 4070 3480
(11) 電流 4.0v 1.16 2.16 2.85 2.93 2.96 2.68
4.1v 1.10 2.18 2.92 3.16 3.18 2.93
(A) 4.2v 1.31 2.45 2.97 3.41 3.45 3.37
(12) 揚力 4.0v 14.0 40.7 55.3 59.3 58.7 48.0
4.1v 12.7 41.7 62.3 69.3 68.0 52.7
(g) 4.2v 16.3 48.0 65.3 77.3 81.0 66.0
注:①表内値は3回繰り返しの平均値

6.1 飛行調整   <前回に戻る

次回(258)に続く
テール駆動歯車比を1/2にしてラダー評価と揚力測定。