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  **** 第258 ****  2017年7月2日(日) 

スケールモデル3号機      
Schweizer S-300Cを作る s=1/37 メインローターブレード3枚機を作ってみたい。 
 トラス構造で剛性を持つスケール機を実現したい。

ヘリ 使用予定部品(案)と重さ
受信機 RX2636H-D(※1) 5.2
メインモーター   HP03S  3.2
HP05S(5.8g) (予備)
サーボ ks-20(※2)(3個) 4.0
HCP100(※3)  2.3
スピードコントローラー  XP-7A 4.9g 4.9
ギア  検討  
 wikipediaより借用 (※1:Walkera)、(※2:Kyosho)、(※3:HiSKY) 19.6
p1
目標   ①揚力/重量の比を前スケール機より大きくする。
②トラス構造のスケール感を出す。  
 


6. 飛行調整

6.1 飛行調整  
(5)揚力向上のためメインローター駆動にパワー配分を増やせるか試す(続き)
 ◆ラダー評価ベンチテスト揚力測定・・・その2
 ①前回に加え、テール駆動歯車比を15/30に変えてラダー動作を確認した(下動画)。テールの 振れ防止、感度等はこれから調整。
 ②揚力を下図に示した。
 今回を下表(a)出力比較で変更前(第243)前回(第257)と比較すると、回転数が大きくなり、若干電流が増えたが揚力で差は感じられない
 只、回転数が増え、電流が大きいと言うことは揚力アップへ若干の期待は在る。
 今後は歯車構成は今回改造のままで様子を見る。
(a)出力比較
回転数(rpm)  電流値(A) 揚力(g) 
変更前(第243)   4100  4.2  62 
前回改造(第257)  4360  3.45 81 
今回改造  4650 3.66 81.7
(b)歯車構成
メイン駆動歯車  テール駆動歯車 テール従動歯車  メイン駆動中間歯車
変更前(第243) z15 z13 z18  在り
前回改造(第257) z10 z13 z20 無し 
今回改造 z10 z15 z30 無し 
fig1


   
ラダー評価(ベンチテスト)   揚力測定系


ラダー評価ベンチテスト)と揚力測定・・・その2
p1 xp2 p3  
テール駆動歯車(モーター:z15/テール:z30)   ラーダー評価ベンチテスト   揚力測定系     
px4 p5 p6p7
歯車軸作製      駆動ユニット部品  駆動ユニット組立   


回転数、電流、揚力の送信機スティック位置との関係(値は下表による)
fig1 fig2 fig3

電源電圧(v) 送信機のスティック回転位置(目盛)
グラフNo 測定項目 1 2 3 4 5 6
(13) 回転数 4.0v 2870 4090 4130 3920 3530 2570
4.1v 2970 4180 4390 4100 3660 2950
(rpm) 4.2v 3020 4290 4650 4570 4020 3240
(14) 電流 4.0v 1.21 2.49 2.80 2.91 3.03 2.59
4.1v 1.21 2.49 3.12 3.25 3.25 3.05
(A) 4.2v 1.19 2.57 3.34 3.66 3.62 3.52
(15) 揚力 4.0v 15.0 43.7 58.0 61.0 59.0 40.7
4.1v 16.0 46.0 66.3 70.0 65.3 51.3
(g) 4.2v 16.3 49.3 74.3 81.7 74.3 60.7
注:①表内値は3回繰り返しの平均値(元のデータ


6.1 飛行調整   <前回に戻る

次回(259)に続く
飛行確認、調整。