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  **** 第262 ****  2017年7月30日(日) 

スケールモデル3号機      
Schweizer S-300Cを作る s=1/37 メインローターブレード3枚機を作ってみたい。 
 トラス構造で剛性を持つスケール機を実現したい。

ヘリ 使用予定部品(案)と重さ
受信機 RX2636H-D(※1) 5.2
メインモーター   HP03S  3.2
HP05S(5.8g) (予備)
サーボ ks-20(※2)(3個) 4.0
HCP100(※3)  2.3
スピードコントローラー  XP-7A 4.9g 4.9
ギア  検討  
 wikipediaより借用 (※1:Walkera)、(※2:Kyosho)、(※3:HiSKY) 19.6
p1
目標   ①揚力/重量の比を前スケール機より大きくする。
②トラス構造のスケール感を出す。  
 


6. 飛行調整

6.1 飛行調整  
(6)テール 振れ対策(続き)
◆ラダー評価(ベンチテスト)(その6)
 前回、浮揚時間が極端に短く、高さも床近辺で高く浮揚できなかった(異常状態かも知れない)。
 浮揚できなくなった時の電池電圧は4v強(下写真)で未だ使える電圧で、これも異常と思える。
 ★モーター出力確認
 出力測定結果を下のグラフに第258回との比較で示した。
 回転数、消費電流、揚力共に極端に低下した。
 ★モーター分解確認(下写真)
 断線を確認した。
 ★モーターのステータコイル巻き直し(下写真)
 線径φ0.2(現物はφ0.18?)x9巻き/極。
<次回は巻き直したモーターを組み込んで出力確認をする。>
fig1

出力測定 飛行後の電圧 モーターの分解確認  
p1 p2 p3 p4 p5
回転数、電流、揚力:下グラフ 4.05v テスターによる抵抗値確認  分解(取り出し部でヨジレ)  
p6 p7
x:不導通  断線       
モーターのステータコイル巻き直し    
p8 p9 p10 p11 p12
線径:φ0.2(2EUW)   リード線は三本分割(取り出し部のヨジレでのショート懸念を回避)  表面の損傷確認(異常無し) 
p13        
完成(回転確認済み)

電源電圧4.2vでの回転数、電流、揚力の送信機スティック位置との関係(値は下表による)
fig1 fig2 fig3

グラフNo 測定項目 測定時期 送信機のスティック回転位置(目盛)
1 2 3 4 5 6
(1) 回転数 第258 3020 4290 4650 4570 4020 3240
(rpm) 今回(第262) 2250 3360 3450 3210 2790 2490
(2) 電流 第258 1.19 2.57 3.34 3.66 3.62 3.52
(A) 今回(第262) 1.33 2.33 2.74 2.78 2.63 2.64
(3) 揚力 第258 16.3 49.3 74.3 81.7 74.3 60.7
(g) 今回(第262) 10.0 27.0 32.0 36.0 35.0 31.0
注:表内値は3回繰り返しの平均値


6.1 飛行調整   <前回に戻る

次回(263)に続く
巻き直したモーターを組み込んで出力確認。