HOME他の記事へリンク  
   
  **** 第280 ****  2017年12月3日(日) 

スケールモデル3号機      
Schweizer S-300Cを作る s=1/37 メインローターブレード3枚機を作ってみたい。 
 トラス構造で剛性を持つスケール機を実現したい。

ヘリ 使用予定部品(案)と重さ
受信機 RX2636H-D(※1) 5.2
メインモーター   HP03S  3.2
HP05S(5.8g) (予備)
サーボ ks-20(※2)(3個) 4.0
HCP100(※3)  2.3
スピードコントローラー  XP-7A 4.9g 4.9
ギア  検討  
 wikipediaより借用 (※1:Walkera)、(※2:Kyosho)、(※3:HiSKY) 19.6
p1
目標   ①揚力/重量の比を前スケール機より大きくする。
②トラス構造のスケール感を出す。  
 


6. 飛行調整

6.1 飛行調整  
(7)飛行試験(続き)
◆スワッシュプレート(テールローター)摺動作用点位置変更
 前回、テールブレードのピッチコントロールする力を大きくすべく、ベルクランクのアーム長さ比を大きく(13:4)した。
 しかし、ピッチコントロール範囲が小さくなりすぎてラダー制動できなかった。
 今回は、クランクアームを元(アーム比12:6.5)に戻し、スワッシュプレートを摺動させる時の分力による摩擦角度を小さくして動きが軽くなるように期待した。
 下図(力学的イメージ)に示すように、スワッシュプレートを摺動させる作用点の位置を当初の(B)から(A)にして、分力での押し付け力が当初(p2:赤色)より小さく(p1:黄色)なるようにした。
 このためピンの先端で力を伝えるように頭付きピン(下写真)に付け換えた。
◆結果は
 第278回で確認したベルクランクの動きは軽くならず、改善は感じられなかった(観察状況は割愛)。
ベンチテストと飛行試験の動画を下に示したが、良い結果とはなっていない
 次回も改良点を探る。
 
スワッシュプレー摺動作用点(A、B)
fig1
fig1fig2
片側二個軸受け 両側軸受け


ベンチテスト  飛行試験


摺動用の頭つきピン
テールローター ピン(クランクアーム先端のスワッシュ摺動ピン)
左:当初、右:今回の頭付きピン
組み立て中


6.1 飛行調整   <前回に戻る

次回(281)に続く
安定飛行に向けて改良点を探る