- (7)飛行試験(続き)
- ◆スワッシュプレート(テールローター)摺動作用点位置変更
- 前回、テールブレードのピッチコントロールする力を大きくすべく、ベルクランクのアーム長さ比を大きく(13:4)した。
- しかし、ピッチコントロール範囲が小さくなりすぎてラダー制動できなかった。
- 今回は、クランクアームを元(アーム比12:6.5)に戻し、スワッシュプレートを摺動させる時の分力による摩擦角度を小さくして動きが軽くなるように期待した。
- 下図(力学的イメージ)に示すように、スワッシュプレートを摺動させる作用点の位置を当初の(B)から(A)にして、分力での押し付け力が当初(p2:赤色)より小さく(p1:黄色)なるようにした。
- このためピンの先端で力を伝えるように頭付きピン(下写真)に付け換えた。
- ◆結果は
- 第278回で確認したベルクランクの動きは軽くならず、改善は感じられなかった(観察状況は割愛)。
- ベンチテストと飛行試験の動画を下に示したが、良い結果とはなっていない。
- 次回も改良点を探る。
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スワッシュプレー摺動作用点(A、B) |
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