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  **** 第249 ****  2017年4月30日(日) 

スケールモデル3号機      
Schweizer S-300Cを作る s=1/37 メインローターブレード3枚機を作ってみたい。 
 トラス構造で剛性を持つスケール機を実現したい。

ヘリ 使用予定部品(案)と重さ
受信機 RX2636H-D(※1) 5.2
メインモーター   HP03S  3.2
HP05S(5.8g) (予備)
サーボ ks-20(※2)(3個) 4.0
HCP100(※3)  2.3
スピードコントローラー  XP-7A 4.9g 4.9
ギア  検討  
 wikipediaより借用 (※1:Walkera)、(※2:Kyosho)、(※3:HiSKY) 19.6
p1
目標   ①揚力/重量の比を前スケール機より大きくする。
②トラス構造のスケール感を出す。  
 


6. 飛行調整

6.1 飛行調整  
(3)モーターの出力比較(続き:テールモーターの比較
 参考の為テール用モーター(03タイプ:φ13)の脱調負荷も測定した。
 3機種のモーターのステーターとアウターローターを組み換えて出力を比較した。
脱調負荷耐性は  4本リードステータ12個マグネットアウターの方が大きい(ex図2:B-b、図3:C-b)
回転速度は 12マグネットアウターの方が20%以上遅い(ex図2:B-b、図3:C-b)
 揚力アップにはマグネット数を増やすと効果があるが、回転速度は大きく低下することを確認した。
 以前(第244245で)、浮揚時のドリフトに当て舵を打つと揚力が下がることを確認した。対策としてパワーが有りそうなモーターに交換して様子を見たいとしたが、実測でパワーは現状より小さいことがわかった。
 次回は、現状のHP05Sのアウターロターマグネット数を6個から12個に改造出来るか検討する。
p1
03タイプの脱調負荷測定系  
 p2
回転速度の測定
p2 
http://www.airfliteok.com/parts-ordering/catalogs/より
組み合わせ例
p3 p4 p5
A-a B-b C-c  

   ステータとアウターロータの組合わせによる特性     (グラフ化データは下表による)
 fig1  fig2  fig3
 ステーター    A C
 p6 p7 p8 
線径  φ0.23?  φ0.16? φ0.16?
リード本数   2本 4本 4本
ローター a  b c
 p9 p10   p11
アウター外径  φ13.7  φ13 13φ
マグネット  6個  12個 6個
マグネット部厚み 1mm  0.8mm 0.8mm

脱調負荷(g・cm)/回転速度(x10rpm)
送信機スロットル目盛
項目 組合せ 1 2 3 4
図 1 脱調負荷 A-a 97 179 195 196
A-b 109 209 238 243
A-c 55 146 163 168
回転速度 A-a 3233 4310 4863 4974
A-b 2746 3751 不調で回転上がらず
A-c 2955 4103 4324 4332
図 2 脱調負荷 B-a 93 200 220 225
B-b 119 256 280 282
B-c 63 157 174 174
回転速度 B-a 3066 4074 4683 4742
B-b 2395 3259 3708 3717
B-c 2971 4239 4992 5057
図 3 脱調負荷 C-a 100 208 211 215
C-b 131 267 280 272
C-c 75 168 177 184
回転速度 C-a 2918 3995 4601 4689
C-b 2399 3292 3709 3749
C-c 2846 4182 4655 4902
元のデータ

6.1 飛行調整 前回に戻る  

次回(250)に続く
HP05Sのアウターロターマグネット数を6個から12個に改造できるか検討する。