- (7)飛行試験
- ◆飛行時間
- 前回までの改造と調整で、テールが多少振れるが安定飛行が伺える状況になった(下の動画) 。
- しかし飛行時間が40秒に満たない。着床時の電池電圧が4v程度(充電直後は4.2v)で以前にも認識した問題である。電池は300mAH(25c)であるが40秒で電流不足(電池寿命?)となっているように思える。
- ◆安定化電源で電圧時の電流、揚力、回転速度を測定(下右動画)
- 今までも行っているが、前回までにテール振動低減改造を行ったので再確認の為にも調べた。
- ①飛行可能状態と②テール駆動切り離した状態を比較を下表に示した。
機体の状態 |
測定項目 |
電源電圧 |
3.8v |
3.9v |
4.0v |
4.1v |
4.2v |
①
飛行可能 |
電流値(A) |
2.68 |
2.87 |
3.06 |
3.63 |
4.04 |
揚力(g) |
55 |
60 |
67 |
70 |
90 |
回転速度(rpm) |
3330 |
3360 |
3720 |
3630 |
4140 |
②
テール駆動切り離し(下写真 ) |
電流値(A) |
2.5 |
2.9 |
3.0 |
3.55 |
4.1 |
揚力(g) |
68 |
82 |
75 |
98 |
105 |
回転速度(rpm) |
3570 |
3960 |
3840 |
4860 |
5010 |
注:測定は電圧を0.1vづつ段階的に上げ、5秒ほどして値を読んだ(繰り返しの平均値ではない、電圧に対しリニアでないのはバラツキ)。 |
- ◆所見(次回に検討)
- テールを切り離した方が同じ電流でも揚力が大きい。テールの駆動負荷を低くすれば揚力を上げられる。これは以前のパワー配分で行ったことであるが改造を期にもう一度確認してみる。
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