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  **** 第275 ****  2017年10月29日(日) 

スケールモデル3号機      
Schweizer S-300Cを作る s=1/37 メインローターブレード3枚機を作ってみたい。 
 トラス構造で剛性を持つスケール機を実現したい。

ヘリ 使用予定部品(案)と重さ
受信機 RX2636H-D(※1) 5.2
メインモーター   HP03S  3.2
HP05S(5.8g) (予備)
サーボ ks-20(※2)(3個) 4.0
HCP100(※3)  2.3
スピードコントローラー  XP-7A 4.9g 4.9
ギア  検討  
 wikipediaより借用 (※1:Walkera)、(※2:Kyosho)、(※3:HiSKY) 19.6
p1
目標   ①揚力/重量の比を前スケール機より大きくする。
②トラス構造のスケール感を出す。  
 


6. 飛行調整

6.1 飛行調整  
(7)飛行試験
飛行時間
 前回までの改造と調整で、テールが多少振れるが安定飛行が伺える状況になった(下の動画)
 しかし飛行時間が40秒に満たない。着床時の電池電圧が4v程度(充電直後は4.2v)で以前にも認識した問題である。電池は300mAH(25c)であるが40秒で電流不足(電池寿命?)となっているように思える。
 ◆安定化電源で電圧時の電流、揚力、回転速度を測定(下右動画)
 今までも行っているが、前回までにテール振動低減改造を行ったので再確認の為にも調べた。
 ①飛行可能状態と②テール駆動切り離した状態を比較を下表に示した。
機体の状態  測定項目   電源電圧   
3.8v  3.9v 4.0v   4.1v 4.2v

飛行可能  
電流値(A)  2.68 2.87  3.06  3.63  4.04 
揚力(g) 55  60  67  70  90 
回転速度(rpm) 3330   3360 3720  3630  4140 
 ②
テール駆動切り離し(下写真 )
電流値(A) 2.5  2.9  3.0  3.55  4.1 
揚力(g)  68  82  75  98  105 
回転速度(rpm) 3570  3960  3840  4860  5010 
注:測定は電圧を0.1vづつ段階的に上げ、5秒ほどして値を読んだ(繰り返しの平均値ではない、電圧に対しリニアでないのはバラツキ)。
 ◆所見(次回に検討)
 テールを切り離した方が同じ電流でも揚力が大きい。テールの駆動負荷を低くすれば揚力を上げられる。これは以前のパワー配分で行ったことであるが改造を期にもう一度確認してみる。
fig1
fig1fig2
片側二個軸受け 両側軸受け


p4  p1
飛行試験  テール駆動切り離しでの揚力測定


6.1 飛行調整   <前回に戻る

次回(276)に続く
テール駆動を以前のパワー配分で揚力を確認。