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  **** 第287 ****  2018年1月28日(日) 

スケールモデル3号機      
Schweizer S-300Cを作る s=1/37 メインローターブレード3枚機を作ってみたい。 
 トラス構造で剛性を持つスケール機を実現したい。

ヘリ 使用予定部品(案)と重さ
受信機 RX2636H-D(※1) 5.2
メインモーター   HP03S  3.2
HP05S(5.8g) (予備)
サーボ ks-20(※2)(3個) 4.0
HCP100(※3)  2.3
スピードコントローラー  XP-7A 4.9g 4.9
ギア  検討  
 wikipediaより借用 (※1:Walkera)、(※2:Kyosho)、(※3:HiSKY) 19.6
p1
目標   ①揚力/重量の比を前スケール機より大きくする。
②トラス構造のスケール感を出す。  
 


6. 飛行調整

6.2 完成飛行  
 (3)総括
「スケールモデル Schweizer S-300Cを作る」の最終回として纏める。
操縦はステック操作への反応が遅く感じられ、思うように飛行できていない。スケール機体としては小型ながら実機感は出せたように思う。
 
 1.目標について
①揚力/重量
 前スケール機より大きくするとしていたが小さくなった。
 前スケール機:100/65=1.5 今回機体:81.7/58.4=1.4
②トラス構造のスケール感を出す。
 機体の剛性を得るため構造体としても機能を持たせ、外観からも一応のスケール感を出せた。
 2.成果
(1)飛行と各部の動き・・・下動画
(2)スケールモデル Schweizer S-300Cの緒元 ・・・下表
(3)実機との比較・・・下写真
 3.雑感
①飛行中のステック操作への反応が遅く感じられる
 原因はサーボの力不足にある。
 例えばテールブレードの回転中にスワッシュプレートを動かすベルクランクの作用端に瞬時に加える力は最大100g程必要になる。しかし、サーボの出力は20g程度で、これをアーム比(12:6.5)で約2倍に拡大して40g程度にしているが、瞬時の反応は期待できない。 
 ★メインローターに於いてもテールより大きなブレードをサイクリック作動させるので、同様なことが起きていると考えられる。
 ★今後の機体ではサーボの出力に余裕を持たせたい。
②スケールモデルSchweizer S-300Cの作製は今回で終わる。
 今後、飛行練習等で気づきがあった場合に掲載したい。
p2



完成飛行 各部の動き


(2) スケールモデル Schweizer S-300Cの緒元 

項目 仕様 備考 関連記事
1  縮尺比 1/37 159
 全長(mm) 185   実測値   
 高さ(mm) 85   実測値   
4  メインローター  直径(mm) 218 189
 ブレード幅(mm) 10  9から10に変更 196
 台秤最大揚力(g) 81.7(3.66A)  電源:安定化電源 258
5  テールローター  直径(mm) 50
 ブレード幅(mm) 6
 ピッチ角度(度)  スワッシュプレート駆動
6  リンケージボール直径(φ) φ1  黄銅 161162
7  スワッシュプレート(メインローター)  walkera4#3B機用を流用  161
8  メインギア歯数/ピニオン歯数  70/10  京商キャリパー120用
9  テール駆動ギア歯数  モーター軸:テール駆動軸=13:18 281
10  フレーム  自作   177
11  受信機  RX2636H-D(※)
12  メインモーター(ブラシレス)  HP05S
13  スピードコントローラー  XP-7A
14  サーボ  HK1300(中国製)  192
15  電池  3.7V 250mAH(8.4g)
16  重さ(g):電池含まず  50
(※:Walkera社)

(3) 実機と比較 

実機(写真は下の★借用先より借用しました) スケールモデル(本機)
p1
★借用先
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p3
★借用先
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p5 ★借用先 p6
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★借用先
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p9
★借用先
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Kaman K-MAX」を超小型スケールで作る。